声を失った歌姫と甘党アサシン (ページ5)

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4話ページ5

あの後現れたのは、６人程度の人達
久しぶりに人と面するので若干怖い

「大丈夫か？」

『[はい、大丈夫です]』

ガイアさんが心配してくれるのは正直嬉しい
けど……甘えるわけにはいかない

『[私はAといいます。えっと、インバースという女に追われてる所をガイアさんに助けてもらいました。恩返し、といっては何ですが、この軍に入らせてください]』

紙にそう書いて見せると、少数の人がインバースという言葉に反応した

何でだろう？

？「俺はクロム。自警団のリーダーをしている。よろしくなA」

「アタシはさっきも紹介した通りルフレよ。この軍の軍師をしているわ。よろしくね！」

？「私はフレデリクと申します。軍の戦力が増えるのはいい事です。よろしくお願いします」

？「私リズね！覚えてよね！クロムの妹なんだよっ！よろしくね！Aさん！」

？「私はマリアベル。リズには近寄らないで下さいまし。」

？「俺様はヴェイク！クロムのライバルだ！よろしくな」

「んで、俺はガイア。改めてよろしくなA」

不思議だ
人といるのにこんなに暖かくなるのは

『[よろしくお願いします！](ﾆｺｯ』

お父さん、人間って怖い人ばかりじゃないんだね