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YG side
眉間に皺を寄せてなにかに耐えてるAに
俺は言葉を続ける
YG「ほら、助けてって、寂しいって、言えよ｣
胸ぐらを掴んでた手を緩めて頭に手を置く
自然と頭を撫でてやると、俺の手を掴まれる
『っ…ユンギヒョン』
絞り出される声は震えてて
Aの目から涙が溢れてくる
『…俺っ、ほんとは、すごく、寂しかった…
誰にも…頼れない…離れてくのが怖い…
だから、…ひっ、く、助けて…よ｣
子供みたいになきじゃくるA
16、17で、誰にも頼れずに一人生きていくのはどれだけ辛いことか
俺と生きてきた環境は違うけど、気持ちは分かる
だから抱きしめた
YG「大丈夫」
その時俺はみんなの本音を、聞こう
歌詞にしようって、誰かに伝えようって思ったんだ
そんな懐かしいことを考えてると目的地にすぐ着いた
YG「A」
今日はAにとって素敵な日になるよ
そう俺は、メンバーとして、
いや、兄弟として伝えてやる
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作者名：ちきん | 作成日時：2021年6月21日 20時
