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『あーもう!!』








誰もいない宿舎は寂しくて、1人ダンスの練習をしてた








なのにイライラするだけで何もはかどらくて…








もう辞めちまえ!
今日は何してもダメな日!!
よし!寝よう!









全てが投げやりになる









もうなにもしたくなくて、練習室で寝転んだ時








ピロン







そんな時に誰かからのメッセージ








『…』









普段は返信がおそくてすぐスマホを確認するタイプじゃない









その遅さは、みんなに怒られるぐらい遅い









それなのに、思ってた以上に…寂しかったのか








直ぐにスマホに手を伸ばす









《今日Vライブする






夜の9時30分には宿舎に居ること》









ナムジュニヒョンから送られてきた業務内容









何期待してたんだろ…恥ずかし









《了解》とだけ打ってもう寝よう









カチカチとタップ音だけが聞こえる









送信すると直ぐに着く既読マーク









…誰だよ









みんなも普段遅いくせに








こんな時に限って早いんだよ








またあたしの心の傷を抉ってくる







酷いなぁーなんて







ぼーっとしながら画面を見てると









画面が突然暗くなる









〜♪〜♪









電話だ…









『なんで…?』









この1本の電話









あたしの今日一日が変わることになる

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作者名:ちきん | 作成日時:2021年6月21日 20時

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