推しの救済のためならば、たとえ火の中水の中(物理)！…って、え？【呪術廻戦】

フィジカルゴリラって呼んだだけ！……って、え？ ページ6

私は今、正座をさせられています。
すんげー皆に叱られています。

「なんであんな無茶したんだ」
「天与呪縛があるからって、痛みがないわけじゃねえだろ。死にたいのか？」
「なのにしっかり傷治してんのなんなの」
「妾や黒井を守ってくれたのは感謝する、だがそれでおぬしが傷つくのも嫌なのじゃ！」

エトセトラエトセトラ。
なんか逆に申し訳なくなってきた。
物凄く逃げたい。足しびれた。



「…お前等うるせえ」



よっしゃ目を覚ました救世主！

「あっ、すいません、えーと…」

ふふふ、さも初対面かのような態度！
どうだ、どんな反応を返す！魅せてみろ！伏黒甚爾ィ！

……すいません、やってみたかっただけです。

「あー、甚爾、伏黒甚爾だ」

あー！！！ダメですお客様！髪をかき上げる仕草をしないでください！色気をまき散らさないでください！

「クソガキのせいで全身いてえ、どうしてくれんだ」

「もとはと言えば貴方が私につけた傷ですが。
むしろお腹貫かれてなんでいてえだけですんでんの…


…フィジカルゴリラだ、やっぱ」

「あ゛？」

ぶふぉと後ろで何人か噴き出した。

「おいクソガキ、だれがゴリラだ」

「いやあ、身体能力やたら高いし、…なんとなく？」

アイアンクロー決めないで、顔取れちゃう。


その後、息子と娘をほったらかしてるって聞いた後、うっかりパパ黒って呼んじゃって笑われたり締め技かけられるのはまた別の話。

…そういや解説するとか言ったのにしてないや。
ま、いっか。

私にとっては無茶じゃない！……って、え？→←解説は次回！……って、え？

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