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「あ!!!やっぱり居た」


次の日、また屋上に行ってみると海くんが黄昏ていた。

「会いたくなったの〜?笑」

悪ふざけのような顔で海くんは笑うとおいでおいでをして私を横に座らせる。

「みて、あれ。」

「うぉ〜!!!虹!」

海くんが指さす方にはくっきりと綺麗な虹が浮かんでいる。

「ふふ、好きでしょ、虹」

「……え?なんで知ってるの」

「なんとなく?」

また海くんはふわっと笑って綺麗だね〜と呟く。
なんだか、今日の海くんは儚い。すぐにでも消えてしまいそうで、壊れてしまいそうで。

私なんかが下手に触れてもおかしくなるだけだなぁ……。


「あ、そうだ」

「うん?」

「仮退院決まりました!!」

「え!?!まじで!!」

海くんは目を見開くとまるで自分の事のように喜んでくれた。

「何するの!!?」

「それが決まってなくてさ」

海くんが一緒に居てくれたらなぁと思っても言えるはずがなく、苦笑いしながら言葉を濁した。

「んじゃあ、どっか行く?」






……ぅん???









それを理解するのにだいぶ時間がかかった。
だってまさか海くんからこんなこと言ってくれるなんて。まさか……




「……以心伝心?」


「…は?笑笑」

彼に何言ってんだよ〜と笑われたけど気が早いことにどこに行こうかなぁなんて考え始めていた。

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りの(プロフ) - るーさん» すみません〜〜(; ;)まだ調節中でお見せ出来ないんですよね…早いとこ書けるよう頑張ります!! (2019年10月9日 21時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - 唯一紅無二 のパスワードを教えて欲しいです! (2019年10月9日 16時) (レス) id: 318c3b9019 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - 8号車うみさん» わー(; ;)嬉しいです…、泣けるかなぁ大丈夫かな?って心配だったので、、 (2019年7月1日 16時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
8号車うみ - 涙が止まらないです、、 (2019年6月23日 23時) (レス) id: 532eebf7a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りの | 作成日時:2019年3月16日 17時

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