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それから俺達は毎日お昼休み、屋上に集合するようになって、2年生になった。
「海！海海海海宿題するの忘れた！みせて！」
「これで四日目なんですけど？」
「ごめんってなんでもする！！」
「なんでも？」
「なんでも！」
「本当かなぁ」
「こらこらイチャイチャすんなお前ら」
「してません〜宿題見せてもらってるだけですから」
晴れてAと稜雅と俺は同じクラス。祐基と彩花は隣の5組になった。
「てか明日からサッカー部合宿なんでしょ〜？」
「そうだよ〜、俺に会えなくて寂しい？」
「は？何言ってんの」
「稜雅は良いよね彩花に会えるし。」
「まぁなぁ」
稜雅と彩花は1年の半ば辺りから付き合い出してイライラする程のラブラブカップル。美男美女って言われて周りから一目置かれている。
「Aもマネージャーすればいいのに」
「私はダメ。写真を愛してるから」
「そんなんだから彼氏出来ねぇんだよ」
「そのまま返したいね！！」
Aは写真部で毎日1枚お題にそった写真を撮っている。それが凄い実力らしくてたまにコンクールに写真を出したりしているらしい。
サッカーは割と強いし今度の合宿は強化合宿って言って他県のサッカー部と試合をしたりするらしい。
「合宿終わったらさ、皆で海行かね？」
「え！行きたい！」
「いくいく！」
夏だしなー。と呟いた稜雅の提案で皆で海に行くことになった。
「私！彩花と祐基に言ってくるね！！」
わくわくしているのがすぐに分かるAは目を輝かせながら隣のクラスに走っていった。
ーーー
「早いとこ告白したら？」
「え゛」
二人きりになったと思ったら目の前の稜雅が呆れたような顔をしながら俺を見つめる。
「取られちゃうかもよ？彼奴モテるし」
「分かってるけどさぁ」
分かってるけど、今の関係が良いって言うか、もしダメだった時どうなるんだろうって考えてしまう。
いつものように屋上でご飯食べるのも、放課後部活がお互いない日に遊ぶのも、写真のお題聞いて爆笑し合うのも全てが無くなってしまうんじゃないかって。
「当たって砕けろだぞ」
稜雅に強く背中を叩かれたと同時にニコニコしながらAが帰ってきた。
「なに！なんの話し？」
「Aは馬鹿だなって話」
「ちょっと！悪口は駄目だよ！」
「A、海好きなの？」
「うん！大好き。海ってずっと昔からあるって考えたらすごくない？」
ポエマーみたいなことを言ったAはずっとニコニコしていた。
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りの(プロフ) - るーさん» すみません〜〜(; ;)まだ調節中でお見せ出来ないんですよね…早いとこ書けるよう頑張ります！！ (2019年10月9日 21時) (
レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - 唯一紅無二 のパスワードを教えて欲しいです！ (2019年10月9日 16時) (レス) id: 318c3b9019 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - 8号車うみさん» わー(; ;)嬉しいです…、泣けるかなぁ大丈夫かな？って心配だったので、、 (2019年7月1日 16時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
8号車うみ - 涙が止まらないです、、 (2019年6月23日 23時) (レス) id: 532eebf7a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りの | 作成日時：2019年3月16日 17時
