疑惑と困惑 ページ19
一織side
――――――――――――――――――――――――――――――――――
「私はまだ信じている訳ではありませんから」
そう言ったはものの、自分の中ではすでにこの女性に対して"信頼"を抱きつつある。
まだ会ってから30分も経っていないのに。
不思議な女性だ……。
「マネージャーに伝えてくるよ!だからAちゃん!大丈夫だからね!」
七瀬さんがRe:vareの楽屋を出ていく。
小鳥遊マネージャーに伝えに行ったのだろう。
「ねえ、一織」
先輩であり、絶対王者、Re:vareの百さんが話しかけてきた。
「なんでしょうか?」
「Aちゃんのことお願いしてもいい?
…彼女やっぱり違う世界にきて、不安だと思うし、押し付けちゃうみたいで悪いんだけど………」
……なぜ私に?
兄さんや、面倒くさがりではありますが、二階堂さんのほうがそういうのは向いているのでは……。
「この中で一番彼女のこと信じてると思ってね。頼むよ」
え……。
「私はまだ信じてないといいましたが…
……先輩のお願いであれば断れませんね」
Re:vareのお二人はふふっと笑った。
「マネージャー、局の前に迎えに来てくれてるって!」
七瀬さんが戻ってきたようだ。
「じゃ、そろそろおいとまします。お疲れ様でした!」
「行きましょうか…。Aさん」
「は、はいぃ!」
Aさんに声をかけ、部屋を後にする。
何故か緊張しているのか声が裏返っているが。
「お疲れー!またねー!アイドリッシュセブン!」
「皆お疲れ様。」
「モモくんとユキくんもそろそろ帰りましょうか」
こうして私たちはRe:vareの楽屋を後にし、事務所に向かった。
130人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ころも - シリーズ化はしないのでしょうか?とてもおもしろくてどうしても続きが見たいと思ってしまいました!だいぶ前に投稿された話みたいですが、もしよろしければまた投稿してくださると嬉しいです‼️ (2022年5月8日 22時) (レス) id: 094bfeb69e (このIDを非表示/違反報告)
ベベンべエエェェ - ZOOlって出せますか?!?! (2022年3月5日 16時) (レス) @page49 id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - だまりん♪さん» だまりん♪さん初めまして!!最新話まで読んでいただけて大変光栄です!!ありがとうございますー(°▽°)これからも頑張りますのでよろしくお願いしますね! (2018年10月29日 21時) (レス) id: 4ad8dbbe47 (このIDを非表示/違反報告)
だまりん♪(プロフ) - 初めまして!アイナナに最近どはまりして、トリップもの探していたらあいすさんの作品にたどり着きました!とても読みやすくかったので、最新話まで読破してしまいました(笑)大変だと思いますが、更新を楽しみに待ってます♪ (2018年10月29日 20時) (レス) id: bc143844f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あいす | 作成日時:2018年10月6日 22時