メンタル強のエゴイストの嫁、探偵社で社畜なう。

・ ページ18

NO side



いままでのAと今のA、この豹変振りには流石の太宰も驚く


　
　
太「Aちゃん…？」
　

　
太宰が目を見開く
　
　
太宰の目に映っていたのは


　

　
『……』
　
　
　
　
かつての自分(幹部時代)と同じ目をしたAだった




　
　

『----』


Aが口を開く


　


『貴方に私の事を話してどうなるの？何の得になるの？メリットは？』

　
　
太「それは…」
　
　
『それにずっと言おうと思ってたんだけど、私貴方のこと嫌いなの。」
　
　


太「は…」


『…例えるならアンタはドーナツの様な人間よね。アンタののことは誰が見ても分からない。まるで自分の本質に穴が空いてるみたい！！』
　
　
太「ドーナツ？」
　
『そう、あんた…私のこと知ろうとしてる癖に…』
　
　


『穴が空いてるせいで、本当は自分の事など一つも分かってないんじゃないの？』


『死にたい理由は「生きる意味がないから」だっけ？ならなんで生きる意味が分からないの？勝手に意味でも付けてればいいじゃない。』

『アンタは頭がいいからこの世に飽きてるんだろうけど、私にとってはそんなの珍しくもクソもない』

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　



　

　
　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　


　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
あぁ、最悪だ……
思い出してしまう
　
　
　
　
ねぇ…先輩、私の居場所は何処?
　
　

　

　
　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　


　
　
　
　

　
　
　


　
　

　
　
　

　

　

　
　
　
　
　
　
　

　
わたしはほほえむ
　
　
　
　

太宰さん、必ず上には上がいることをお忘れなく

　
　
　
　


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ロサンゼルスで開催されたアニメイベントにて。
カフカ先生の発言。

　
　

「例えるなら太宰はドーナツです。真ん中に何があるか分かりません」

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