クルル曹長には2人の妹が居る (ページ29)

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ギロロ　戦場の小さな天使でありますページ29

N「トラブルの種はどこに転がっているのか分からなーい」
ｶﾁｬ
ケ「····ハッ」
ｷｭﾙﾙﾙ
ケ「ケロッ！」ﾄﾞﾝ
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
ケロロは宇宙お好み焼きFXを百発百中で当てた
ケ「させるかぁー！」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
N「命中率100％」
ケロロはどんどん倒していった
ケ「ゲロォ··ﾌｯなんちてなんちて！どう？決まってた？」ｷﾗｷﾗ
タ「凄かったですぅ〜僕しびれちゃいました」
タママはケロロを褒めていた
ケ「でしょでしょ！」
褒められケロロは嬉しそうだった
何故百発百中だったのか？それは···
ク「クックックッ。どうだい？このベルト？戦闘能力をもれなく通常の３倍にアップさせるって代物だぜ」
クルル曹長が作ったベルトをしていたからだ
ケ「すげー！マジすげーすよ！しかま風車まで付いているあたりこれまたオタク心をくすぐるであります！えーい！とう！さすがはクルル曹長」
ク「クックックックックッ「ふんくだらん」ク？」
『あ！ギロロ先輩！』
ギ「戦場では日頃の鍛錬と経験が物を言うんだ。そんなくだらんもんを作る暇があるなら貴様も少しは訓練に精を出すことだ」
ク「クックックッギロロ先輩は考えが古いからな」
『ちょっとふたりとも！』
ギ「なんにしても元々命中率100％の俺にはこんなガラクタは不要だな」
ｶﾁｬ
ギロロはクルルの作ったベルトを放り投げた
『そんな扱い方ないんじゃないの？先輩』
ギ「何だと？」
『そんなくだらんもんを作る暇があるなら訓練に精を出すことってお兄ちゃんの役割知ってて言ってんの？』
ギ「ああ」
『じゃあさ兄貴が居なかったらこれからの作戦に必要なもの誰が作んの？命中率100％とかいうならやってみろよ』
ケ「ケルルちゃん落ち着いて···」
喧嘩になりかけケロロが慌てて止める
『ふん！』ﾌﾟｲｯ
そっぽを向いた

ク「」ﾖｼﾖｼ
カ「」ﾖｼﾖｼ
『』ﾌﾟｸｰ
頬を膨らませて拗ねていた
そんなケルルの頭をクルルとカルルが撫でていた
『むーっ』
カ「ケーキいるか？」
『うん··あと、私これ食べたら寝る』
カ「歯磨き忘れんなよ？」
『分かってる』

ギロロのテント
ギ「また雨か··」
銃の手入れをしていた
そのとき
？「にゃあ〜ん」
猫が泣いていた
ギ「ん？」
？「にゃあ〜ん」
猫が鳴き続けていた
雨の中ずっと外にいた
ギロロはその猫が雨に濡れないようにした
ギ「来い」
猫をテントの中に入れ身体を拭いた
ギ「助けを待ってどうする？そんなことでは戦場では命がいくつあっても··たらんぞ」