付き合ってみた。 -平野紫耀 ページ13
.
「A〜〜」
『なに、しょお』
「呼んだだけ」
『なんだそれ』
お仕事終わり、同棲してる家で寛いでる真っ最中。
彼は私が務めた表紙の雑誌を、
はたまた私は彼が出演した音楽番組を眺めていた。
「あ！！！」
『えっ、何どうしたの』
「見て、このA可愛い」
『いや有難いけどさ。それ驚いて言わないでよもう〜〜…心臓飛び出るかと思った』
「えっごめんごめん、心臓飛び出た？飲み込んで！」
『比喩表現ですごめんなさい』
何を隠そう、彼は天然だ。
こんな会話なんて日常茶飯事である。
例えばなんだけど、
『あ、ねえねえこのマグカップ可愛い！』
「ほんとだ。じゃあペアで買おうよ」
といって色違いで買ったはずのマグカップを
帰って家で確認してみると何故かピンク色のが2つ入っていたり、(紫耀が間違って入れた)
付き合う前だって、
「俺がAを好きなのは多分Aも知ってるんだと思うんだけど …」
『へ？』
と、会って3回目くらいなのに、
あたかも私が彼の恋心を知ってたかのようにさらっと告白された。(勿論私は彼のこと最初は好きでなかったため、当時は丁重にお断りした)
なんというか、目が離せない存在である。
イラってする時もあるけどね。正直。
.
『じゃあ、行ってくるからね』
「えっもう行っちゃうの」
『うん、ごめんね。今日はすぐ帰ってくるから』
「うん…」
『そんな、子犬みたいな顔しないで。』
「だいすきのちゅー」
『…もう、時間ないのに…！』
彼にさっとキスをして急いでドアを開ける
エントランスから出てマネさんの車に乗り込もうとすると、上の階で小粒だが一生懸命手を振っている彼の姿が目を細めて見える。
一応お互い芸能人だし、そういうのやめよって言ったんだけど、彼は毎日これを欠かさない
「愛されてるねえ」
『…ん、まあね』
愛されてるなあってめちゃくちゃ伝わる。
.
.
「A〜！おかえり！！！」
『お、おお。ただいま』
「んん〜！Aの香り」
『ほらほら、家に入らせて』
「んん、暫くこのままがいい」
彼は仕事が遅くならない限り、
お出迎えをしてくれる。めちゃくちゃ全力で。
毎回強く痛いほどに抱きしめてくれる。
愛おしさ倍増中です。
結論:天然子犬彼氏、最高
.
ひ、平野くんでしたごめんなさい…
投げやりになってしまった…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1598人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
zeroの恋人(プロフ) - 平野紫耀くんとの絡みをもっと見たいなと個人的に…← (6月5日 14時) (
レス) @page13 id: 5f664b031a (このIDを非表示/違反報告)
唯(プロフ) - はじめまして！リクエストで、ニッポンノワールの工藤阿須加くんと、夢主ちゃんの絡みが見てみたいです！あとニッポンノワールのNGシーンも見てみたいです！本当、出来たらでいいです！ (2020年1月17日 4時) (携帯から) (レス) id: d5a1fd8818 (このIDを非表示/違反報告)
さきいか(プロフ) - 36HRさん» 了解です！リクエストありがとうございます。 (2019年11月6日 2時) (レス) id: 8c3c074b8c (このIDを非表示/違反報告)
36HR - リクエストで平野しょうと付き合ってみたらをお願いします！ (2019年10月28日 1時) (レス) id: d9d37c1fd4 (このIDを非表示/違反報告)
さきいか(プロフ) - うみさん» 最近ちょっと忙しく更新を怠ってしまいすみません。勿論続けますよ。ありがとうございます！ (2019年10月20日 0時) (レス) id: 8c3c074b8c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さきいか | 作成日時：2019年9月29日 20時
