OFF ページ4
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『ごめん、まっけん！遅れた……っ！』
「んーん、来てくれただけでも嬉しいよ。
ほら、行こ？」
撮影が思いのほか長引き、遅刻してきた私を咎めず
走ったためぐちゃぐちゃになった私の髪を整え、
さりげなく私の荷物を持ち、手を引いた彼
何この子、出来すぎてちょっと怖い
そんな出来杉くんのまっけんと今日はショッピングデートです。
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「どんな服が欲しいのとか決まってるの？」
『んー、今度写真集のサイン会あるからさ、
そのときに着る用の服が欲しいんだよねえ…』
「そっかあ、Aなら何でも似合うと思うけどな」
そういって、近くにあった可愛めのワンピースを私に合わせたまっけん
「うん、とっても似合うよ。可愛い」
さすがアメリカンボーイ……やることが違う……
こんなことイケメンにやられてときめかないわけがないもんね。
あたしゃ、世界中の女の誰よりも贅沢だよ。
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『ねーね、まっけん。どっちのがいいかな？』
「んー、どっちも可愛いよ？」
『それじゃあ決められないの！！』
こんな感じで何を見せても"可愛い"しか言わない彼とのショッピングデートはなかなか苦戦したけれど、なんとか候補を絞り残り2着で迷ったとき、
「強いて言うなら……こっちのがAの魅力をさらに引き出せると思うよ」
『……なんでそんな言葉すぐ出てくるのアナタ。
こっちにします』
「素直だね、Aは」
スラスラとこっちが顔赤くなるような言葉が出てくる彼から逃げるようにレジに向かうと、
さりげなく決めたワンピースを取られて
自分でお会計をしようとしていたから止めたら
「いいの。俺が払いたくて払うから」だってさ。
しかもこの人、帰り道にね、
『今日は楽しかった〜！ありがとう、まっけん！
この服も！大切に着るね！』
「僕もすっごく楽しかった。
だからそのお返しで、これあげる」
『え、……これ私がずっと見てたやつ」
はい、と差し出した手の上には、
私が先ほど可愛かったけどお値段的に諦めたネックレスが。
『う、受け取れないよこんなの。申し訳な』
「申し訳ない、とか言わないで。
僕がAにつけて欲しいと思って買ったからさ」
言いながら私の後ろにつき、
「今日はありがとう、A」
って耳元で囁いて私の首元にきらりと星が輝くネックレスをつけて笑った彼
なんていうか、まっけんはまっけんでした。←
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さきいか(プロフ) - 少女 A.さん» 私的には配役で思い当たるのはこの御二方なのですが、他にぴったりな俳優さんいらっしゃいますか？ (2019年10月17日 22時) (
レス) id: 8c3c074b8c (このIDを非表示/違反報告)
少女 A.(プロフ) - 難波先輩が真剣佑君で、中尾が千葉君は無理がある。 (2019年10月17日 6時) (レス) id: 2bf9d410f2 (このIDを非表示/違反報告)
さきいか(プロフ) - まなかさん» リクエストありがとうございます！2で書いていくので、もしよければそちらの方見ていただけたら嬉しいです！ (2019年9月29日 22時) (レス) id: 8c3c074b8c (このIDを非表示/違反報告)
さきいか(プロフ) - なるさん» リクエストありがとうございます！2で書いていきますので、もしよかったらそちら見ていただけたら嬉しいです！ (2019年9月29日 22時) (レス) id: 8c3c074b8c (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - リクエストのことなんですが、三代目や、GENEなどのLDHアーティストとの絡みが見たいです！ (2019年9月29日 18時) (レス) id: 33bd8d5d91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきいか | 作成日時：2018年8月28日 20時
