. ページ3
(亮さいど)
「じゃあそろそろお開きにすっかー」
主演の旬さんのかけ声によって、
みんながぼちぼち片付けを始めた
Aは、……あ、
窪田「Aー？」
『んんん………ｽｰ』
春馬「あらら、また寝ちゃった」
菅田「ふっ、こいつヨダレ垂らしてやんの。
窪田さんこいつが寄りかかっちゃってすみませんねえ、ほんと。
うーっし、俺が連れて帰るか「俺、こいつ持って帰ります」……え、」
亮「俺がAのこと送り届けるんで」
菅田「いや、でも俺が」
亮「大丈夫っす。先輩に行かせるわけにはいかないんで」
菅田「……あ、そー？じゃあお願いね」
亮「ほらA、帰るぞ」
『りょーちゃん……？』
お酒でとろんとした目でこちらをみる
Aの前で後ろ向きで跪くと、すかさず乗ってきた
亮「ぐぁっ、……お前もうちょっと遠慮をだな…！」
『しゅっぱつしんこーう！』
後ろでｷｬｯｷｬ楽しそうなAをおんぶして、
俺は焼肉屋を後にした
.
.
亮「……あー、もうなんで止まらないんだよ」
タクシーを捕まえようと目の前で手を挙げてるはずなのに、素通りされたり既に人がいたり。
仕方ない、歩くかあ。
幸いというべきか、
Aの家はここの近くにあるから
歩ける距離ではあるんだけれどさ。
亮「ったく、お酒弱いくせにがんがん飲みやがって」
『ｽｰ……』
亮「気持ちよさそうに寝言言っちゃってさ、
……俺の気持ちなんか知らずにさあ」
ぶらりと下がってるAの細い腕を見ながら
ポツンとひとり呟いた
...
-ｶﾞﾁｬ.
亮「ふう……」
何回も来てるAの部屋を手馴れた様子で開けて
Aを寝室のベッドに移した
着替え……は、さすがに申し訳ないか。
亮「A、水道借りるねー」
乾ききった喉を潤そうと寝室を後にしようとしたら、
『りょーちゃん…？』
亮「あ、ごめん。起こしちゃった？」
『いかないで……一緒にねよ……？』
亮「は、……」
赤ちゃんみたいな柔らかい手で俺の手をぎゅっと握るものだから、俺の心もぎゅっと掴まれて。
亮「はー……」
こっちの気持ちなんか知らないくせに。
理性保つのに、必死なのに。
亮「ったく……」
ホント、調子狂うよ。
.
黄色の星目指してるので、
もしよければ一番右押してください。＜(_ _)＞
評価低かったり来なかったりすると消します！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1698人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さきいか(プロフ) - 少女 A.さん» 私的には配役で思い当たるのはこの御二方なのですが、他にぴったりな俳優さんいらっしゃいますか？ (2019年10月17日 22時) (
レス) id: 8c3c074b8c (このIDを非表示/違反報告)
少女 A.(プロフ) - 難波先輩が真剣佑君で、中尾が千葉君は無理がある。 (2019年10月17日 6時) (レス) id: 2bf9d410f2 (このIDを非表示/違反報告)
さきいか(プロフ) - まなかさん» リクエストありがとうございます！2で書いていくので、もしよければそちらの方見ていただけたら嬉しいです！ (2019年9月29日 22時) (レス) id: 8c3c074b8c (このIDを非表示/違反報告)
さきいか(プロフ) - なるさん» リクエストありがとうございます！2で書いていきますので、もしよかったらそちら見ていただけたら嬉しいです！ (2019年9月29日 22時) (レス) id: 8c3c074b8c (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - リクエストのことなんですが、三代目や、GENEなどのLDHアーティストとの絡みが見たいです！ (2019年9月29日 18時) (レス) id: 33bd8d5d91 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さきいか | 作成日時：2018年8月28日 20時
