魔入っちゃいました【魔入間】【魔主役】 (ページ6)

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第 6話ページ6

そんなことを話していると学校についた。

「これが悪魔学校(バビルス)…！」

実際に見ると迫力が違う。

とにかく大きい。
しかも、悪魔がたくさん。

でも、なんかみんながこっち見てる…？

なんでだろ。

そんな時、一人の男子生徒の声が聞こえた。
「イルミじゃね…？」

そうか。
私は入間の双子。見た目も似ている。
だから、イルミと間違えられてるんだ。

「い、入間…？」
「ごめん！」

そこで入間は私がイルミと間違えられていることを説明してくれた。
もう知っているのだが。

「え、とじゃあ私は“イルミ”って名前で活動をしてるって設定にしたらいいの？」
「うん…」

「わかった！じゃあ私は職員室に行かないといけないからここで！」

入間達とはここでお別れ。
この先のドキドキな学校生活は自分で作るんだ。

楽しみだなぁ。

＿＿＿

「すみません、転校してきたものですが…」

「ああ、あなたがAさんね。モラクス・モモノキよ。」
うわあ、モモノキ先生だ…。

あれ？てことは、

「担任はモモノキ先生なんですか？」
「え？ああ、違うわ。担任はブルシェンコ先生よ。」

あ、ブルシェンコ先生ってあの人か。

今は用事とかしてるのかな？

そのまま学校の説明を受けてブルシェンコ先生を待つことに。

「もう少しで来るはずなんだけど･･･」

なかなか来ないブルシェンコ先生。
そんなとき、ガララと職員室のドアが開いた。

「遅れてすみません･･･。」
「いえいえ！それより先生何かあったんですか？」

「あの問題児達が･･･、」

ええ、問題児？！
アブノーマルクラス以外にもそんな人達がいるの･･･？

「君がAさんか。ブエル・ブルシェンコだ。よろしく。」

「よ、よろしくお願いします。」

「早速だけど、クラスに向かおう。Ｄ組だ。」
Ｄ組ね。

なんか、不安もあるけど大丈夫。

私なら、できる。

そう自分の心に言い聞かせ、先生を追いかけた。