第47話 ぶちかませ* ページ48
「パフェできたよ」
「ハイ！」
店長の声でスマホをしまい、パフェを席に運ぶと、Aちゃんが難しい顔をしていた。
「おまたせしました〜って、どうしたの、そんな難しい顔して」
「いやぁ、この問題集が難しくて…」
難しい問題があったのか。俺でも解けるかな？高校生の内容なら大丈夫なはず…
「え？どれ…」
「すいませ〜ん」
「…ハイ、どうしましたか？」
あのお客さん、毎日通ってくれるのは嬉しいんだけどちょっと…。
「すみません、呼び止めて。行ってください」
気使わせちゃったかも。
「ごめんね。俺もうすぐでバイト終わるからそんときに教えるよ。それまでパフェ食べてて。」
「はい、分かりました」
＿＿＿＿＿
やっぱこのパフェ美味しい。もう美味しすぎて美味しいしか言葉が出てこないくらい美味しい。
…なんか、アンチとかもうどーでもよくなってきたな。でも、あんなこと言われて傷つかない人っているのかな。私は傷ついちゃうけど。
もう、前みたいに楽しく実況できる気がしない。意識しちゃう。
辛いな。アンチって、こんなにつらいものだったのかな。昔はよかったな。
運営の皆と、少ないけどリスナーと一緒にいろんなことしたりして。
でも今はどうだろう。
私って、「らっだぁ運営」にいるべきなのかな？もう訳わかんないや。そうは思いつつパクパクと手が進む。
ちょうどパフェを食べ終わった頃、
「おまたせ、じゃあ、わかんないとこ勉強しようか」
「…はい」
そういえば教えてもらうんだった。閉じていた問題集をまた広げる。
「ああ〜！ここね。俺も高校生の時につまずいたな…。えっと、この場合は…」
「はいはい…」
＿＿＿＿＿
「ありがとうございました！」
「いえいえ〜」
「あ、Nakamuくん。まだ残るなら鍵だけ閉めてってね。」
「はい！分かりました。」
「…信頼されてるんですね」
「はは、どうだろうね。あの人結構いい加減な所あるから。…で、何かあったの？」
「えっと…」
どうしよう、迷惑じゃないかな？
「迷惑じゃないよ。」
「え…」
「Aちゃんの相手のことを考えてるところはすっごい良いところだと思う。でもそれって、自分の言いたいことも抑えちゃってるよね。
時々でもいいから、発散するべきだと思う。」
Nakamuさんのその言葉で何かがスッキリしたような気がした｡喉にずっと詰まっていたものが取れたみたいに。
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めろん。 - わー!リクエストに応えて頂きありがとうございます!!!!しかも結構長いお話にしてもらって…!!凄く嬉しいです!ありがとうございます！これからも更新頑張ってください!楽しみに待ってます！ (2021年8月1日 11時) (
レス) id: b3699529f3 (このIDを非表示/違反報告)
おまろん(プロフ) - はい好き。フッと笑えるところあるしさ！！！ほんとにスゴい！！！！尊敬するぅ！！！((((全体的にうるさい (2021年8月1日 2時) (レス) id: 93a360ec48 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ。(プロフ) - おまろんさん» 暇なので(笑)時間だけは有り余ってるんですｗ (2021年7月30日 16時) (レス) id: c8207f70e7 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ。(プロフ) - めろん。さん» 全然大丈夫です!!!!!リクエストありがとうございます！ (2021年7月30日 16時) (レス) id: c8207f70e7 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ。(プロフ) - めろん。さん» ありがとうございます！コメントうれしくてもっと上がりそうです！ (2021年7月30日 16時) (レス) id: c8207f70e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゅこちゃ | 作成日時：2021年7月23日 15時
