第32話 社会とは ページ33
はああ。
あれから何回測っても信じられなかった…。昨日だったのが唯一の救いだったな。でも今日は学校。時間余ってるし、歩きで行こう。
「いってきまーす」
「いってらっしゃい」
やっぱり朝歩くのは風が爽やかで気持ちいい。
…なんか忘れてる気がするんだよな。なんだ。めちゃくちゃ気になる。…あ！今日文化祭の出し物決める日だ。すっかり忘れてた。
何か、いやな予感がする。こういうときの勘は、何故か当たるものだ。いざとなったら、運営の皆道づれのすればいいや。
＿＿＿＿
さあ来ました6時限目！早く終わらせて帰りたいところですが…。
「じゃあ文化祭の出し物を決めるぞ〜文化委員〜あとよろ。」
相変わらずやる気の無い先生。
「では、出し物を決めたいと思います！何か案はありますか？」
「はいはいはい！メイド喫茶！」
ひとりの男子が意見を述べると、教室のおおよそ全員の男子が『いいね〜』と言っている。いいねじゃないんだよ。
「じゃあ、男子も執事したら？」
「天才。」
「はい、異論はありますか？」
異論？そんなもの、述べても跳ね返されるだけだよ。
「じゃあメイドと執事を決めたいと思います。メイドやりたい人」
案の定、『やりたい』なんて言う人がいるわけ…
「はーい、」
…え？らっでぃが手を挙げた。
「らっでぃそんな趣味が…？良いと思うよ。」
「ちげ−わｗAさんを推薦します！」
“お前殺すぞ”と言おうとしたが、それを遮るようにクラスのみんなが『いいじゃん』と言ってくる。
「え…っと、じゃあAさん、お願いしてもいい？」
「ハイ…」
「えっと、じゃあ他に誰かいる？」
「ハイ、提案があります。」
「？何ですか？」
「らっだぁくんと緑くんを、女装させたら良いと思いますｗ」
ダメ元で言ってみたけど、意外に肯定的な声が多い。2人の否定も虚しく、メイドは私たち3人に決まってしまった。
「では、気を取り直して執事を決めたいと思います。誰か、居ますか？」
またもや誰も手を挙げない。居ねえならこんな出し物やめちまえとわめきたいところだが、私たちがひと肌ぬいでやるとしよう。
らっだぁと緑に目配せをすると、ふたりともそれを察したのかコク、と頷いた。
「はーい！きょーさんを推薦しまーす」
「…レウ。」
「コンタミくんもいいと思います」
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めろん。 - わー!リクエストに応えて頂きありがとうございます!!!!しかも結構長いお話にしてもらって…!!凄く嬉しいです!ありがとうございます！これからも更新頑張ってください!楽しみに待ってます！ (2021年8月1日 11時) (
レス) id: b3699529f3 (このIDを非表示/違反報告)
おまろん(プロフ) - はい好き。フッと笑えるところあるしさ！！！ほんとにスゴい！！！！尊敬するぅ！！！((((全体的にうるさい (2021年8月1日 2時) (レス) id: 93a360ec48 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ。(プロフ) - おまろんさん» 暇なので(笑)時間だけは有り余ってるんですｗ (2021年7月30日 16時) (レス) id: c8207f70e7 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ。(プロフ) - めろん。さん» 全然大丈夫です!!!!!リクエストありがとうございます！ (2021年7月30日 16時) (レス) id: c8207f70e7 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ。(プロフ) - めろん。さん» ありがとうございます！コメントうれしくてもっと上がりそうです！ (2021年7月30日 16時) (レス) id: c8207f70e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゅこちゃ | 作成日時：2021年7月23日 15時
