VIII ページ10
シュウside
Aの横で音楽を聴き始める。
が、使い魔の羽の音で音楽を止めた。
「うるさ…何?」
使い魔の様子がいつもとは違う。
少し不思議に思いながら使い魔の足についている手紙を取って中身を見る。
「はぁ?」
その一言しか出ない。
【寝かせたまま、Aを連れてきなさい】
明らかにアイツ__カールハインツの字だ。
「迎えに来たのか…?」
Aは寝ると中々起きない。
何年も生きるヴァンパイアであるとはいえ、まだ彼女は子供。
頬を抓っても、揺さぶっても起きない。
今実際にやったが、起きなかったのが証拠だ。
「……」
その様子に聞こえないくらい小さなため息をつくシュウ。
「仕方ない…」
迷惑なオヒメサマを横抱きにし、部屋を後にした。
玄関に向かったが、そこには誰もいない。
外に出ても誰かの乗ったリムジンはない。
だが、誰も乗っていないリムジンならあった。
それに乗り、椅子に座ってから間もなくリムジンが動き出す。
外は薄い霧に囲まれていた。
あたりがほんの少しぼんやりとする程度の濃さだ。
昔からAが塔の外にいるとおかしな現象が度々起こる。
屋敷の窓が割れたり、天気がころころ変わったり。
こいつが外にいたら何か悪いことが多い気がする。
塔はこいつを封印するために?
悪いことが起こらないようにするために?
いや、気の所為……だよな?
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作者のお喋りタイムに入るので
嫌な方は飛ばしてくださって構いません。
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こんな感じに書いてきます。
どうも!
突然に出てきた作者です。
別の作品書いてて気がついたんですが、
キャラの性格って難しいですね。
大体こんな感じかな?って書いてるので。
なのでキャラ崩壊たまに発生します。
で、この作品についてです。
シュウさんから始まりましたが、
3話くらいずつでキャラの視点を変えていきます。
順番は私の気まぐれです。
あ、私はシュウさんとコウくん推しです(
全員作品には出しますから安心してください!……多分(
では、ここまで読んでくださりありがとうございました!
注意! もちろん最終話じゃないです!!
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しゅり(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみに待ってます! (2021年2月12日 17時) (レス) id: 2d9e53b3e9 (このIDを非表示/違反報告)
ユッパ - いえいえ、こちらこそ! とても、面白いですよ。応援しています。 (2019年9月13日 20時) (レス) id: 707a9255af (このIDを非表示/違反報告)
凛猫(プロフ) - ユッパさん» 応援ありがとうございます! 出来るだけ早く更新できるよう努力致しますので、次の更新まで少々お待ち下さい! 読んで下さりありがとうございました! (2019年9月2日 20時) (レス) id: 18f542a8ee (このIDを非表示/違反報告)
ユッパ - 続きが気になります。更新、頑張ってください! (2019年9月2日 17時) (レス) id: 707a9255af (このIDを非表示/違反報告)
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