第一話 ページ1
「習い事の時間よ！さっさと行きなさい！」
うるさい。
「あなたにはほんとに取り柄がないわね。それに比べて、◯◯君と言ったら‥。」
比べるなよ。
「大丈夫？Aちゃん？」
いずくん‥。
「なっ、変な個性ね！？こんなの、ふざけないでよ!!気味が悪い！」
そうだよ、何が悪い。
「もう、呆れた。」
そう、ですか。
「子供なんだから、お母さんに任せておきなさい。言う通りにしたらいいの！」
押し付けないでよ。
「ホント駄目。」
駄目で、悪かったね。
「ねぇ、Aちゃんってさ、変だよね。笑わないし。」
笑うっていう基準を押し付けないでよ
「敵向きな個性！」
そうですね‥。
「僕がゆるへゃないぞ！」
「ヒーロー気取りか、デク！」
‥‥眩しいなぁ。
「Aっ！絵ばっかり描いてないで、勉強しなさい！」
なんで？なんで？
「まぁ、こんな成績？塾に通わせている意味がないわ！ホント、貴方って‥。」
やりたくないんだ。
「雄英高校に入って、エリートに‥。」
私の人生なんだよ‥。
「ねぇ、大丈夫？A？」
「おい、早くしねーとおいてくぞ、ノロマ女。」
ありがとう。
でも、ね。
なんかもう、
私、
疲れちゃったなぁ。
だから、ごめんね。
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鶉野 - 応援、ありがとうございます。面白いと思ってくださったのなら嬉しい限りです。更新、頑張らせて頂きます。 (2020年5月25日 6時) (
レス) id: 1589f04ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ヱる - 凄く面白いです。主さんのペースで無理せず更新頑張ってください。 (2020年5月25日 0時) (レス) id: 660f048392 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶉野 | 作成日時：2020年5月18日 14時
