サーヴァントにお酒飲ませたった☆ ページ11
リクエスト 父上ェェェさま
Case1
【モードレッド(剣)】
inマイルーム
モードレッド
『おい、マスター!そろそろ寝ろっ……て。』
がらーん…
モードレッド
『…誰も居ねぇのか?ったく、どーこほっつき歩いてんだよマスター。』
どかっ、とマイルームのベッドの上に座りこむモードレッド。
モードレッド
『あーー、なんか喉乾いてきたな…。水とかねぇのかココ。……おっ、丁度グラスに水入ってんじゃねぇか!んじゃ、遠慮なく…』
ゴクゴク………………
☆数分後………………
A
『うへぇ、王様達の話長いんだもん……。疲れたぁ…って、モーさん??』
部屋には、ベッドの上でうつむいたままのモーさんが座っていた。
しかも、珍しく黙ったまま。
A
『どうしたのモーさん?下向いてって………わっ!』
モードレッド
『……ッ!!』
ぎゅうううううううううう!!!
モードレッド
『どこ歩いてたんだよ、ますたぁ!!』
A
(ビックリした…っていうかモーさん酒臭っ!?)
近づいた途端思い切り抱きしめられ、少しよろめいてしまった。
随分とお酒臭いし、一体どうしたのかn………。
ハッ………!?
A
『まさか、モーさんここにあったお酒飲んだ!?』
モードレッド
『あぁ……?飲んだぞ??』
きょとん、とした表情でこちらを見つめるモーさんは、顔がほんのり赤くなっている。
A
『と、とりあえずお水!お水もらって来るからちょっと待って……』
モードレッド
『……行くなッ!!!!』
急に凄い勢いで腕を捕まれ、弾みでベッドに押し倒される感じになってしまった。
A
『どうしたのモーさ……』
ぽたっ…………
不意に、頬に水が当たった感覚。
上を見ると、ぽろぽろと涙を流すモードレッドの瞳があった。
モードレッド
『置いて、いくなよ……。』
そのまま、また抱きしめられる。
モードレッド
『一人だと、詰まらねぇ…。一人はもうイヤなんだよ……。』
ぎゅっと、抱きしめる力が強まる。
まさかモードレッドが泣き上戸な上、こんなに甘えん坊だったなんて。
A
『あ、寝ちゃったかな……。』
気がつけば、隣からすーすーと吐息が聞こえてくる。
ちらりと見えるその表情は、戦闘時とは違って幼い。
A
『寂しくさせてごめんね、モードレッド…。』
モードレッド
『んんん…………、ます、たぁ……。』
明日からもまた一緒に頑張ろうね。
続!サーヴァントにお酒飲ませたった☆→←我ら!貴女の円卓の騎士!2
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てでん - 今更かもしれませんが……どちゃくそ面白かったです (2020年11月15日 0時) (レス) id: 210a21a08c (このIDを非表示/違反報告)
ラブさん - 孔明リリィとイチャコラ(健全) (2020年4月4日 13時) (レス) id: 794297709b (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁 - ちょっとピンクな展開からギャグになるのが堪らなくおもしろいですッ!!!!!! (2019年12月18日 16時) (レス) id: 6a1031d99d (このIDを非表示/違反報告)
クレハ(プロフ) - とても今さら感がありますが…金平糖は南蛮貿易の時に入ってきたお菓子ですよ〜… (2019年6月2日 11時) (レス) id: de682292c0 (このIDを非表示/違反報告)
第一村人 - お疲れ様です!一気読みしたのですがとても素敵なお話で魅入りました!欲を言ってしまえば続編期待してます! (2018年6月24日 1時) (レス) id: 2f2b87b930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九曜桜(クヨウザクラ) | 作成日時:2017年12月28日 13時