好きじゃない＿＿＿ #小 瀧〔２〕

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「位置について、よーい、、、ドンッッ」







スタートした




うちのクラスは何かすごい有利で、




50m女子にバスケ部の足が速い子、男子は陸上部の短距離走の子


100m女子はこれまた陸上部の短距離走の子、男子はバスケ部の瞬足君


150m女子はテニス部の次期エースですごい足速い子、男子は我らが神山智洋！


そして、200m女子は私、そして男子はしげ





まあまあのメンツ笑






ほかのクラスからも１位候補と言われるほどのメンツがそろい、私は安心してる






でも、やれることはやらなきゃ


この足でも何とかしてみせる。






隣にはバレー部の次期エース


どうしよう。






まけんなA。


やるんだよ。







そんな事を考えてると、もうしげがバトンを貰っていた







私はスタートラインにならんだ。






よしっ。





いけ。







重｢Aー！！！！！！！｣






さっきのリレーとは比べ物にならないくらいの声でバトンを渡された








足、もって！









アナ「1位はA組だ！」







よしっ、あと半分だ！







あと、60m、50m、




すると、




『キャッ！』






コケてしまった、





まだ後ろは遠いとこにいる、





まだいける、





なのに、





『足が、』






すると、





望｢おいブスっっ！！！！！たて！！！走れ！！！！！｣






ゴールのとこから小瀧の声が聞こえた




そこにはゴールテープを持った小瀧がいた





何でいるの？係なのかな？




でも、今の私にはそんな事どうでもよかった、







『いっつもブスブスって、いつになったらまともな名前呼ぶのよッッ！』





ダッッ






私は立ち上がり全力で走った








パンッッ







アナ「A組！一位でゴール！！！！！！」






＼やったぁぁぁぁあ！！！！！！／








『はぁ、はぁ、』






望｢ほんま、無茶すんな。お前｣







『あんたがブスって言うからイラついただけ』







望｢フッはよ本部テントいけや

足、挫いてんねやろ？｣







え？





『知ってたの？』







望｢そりゃ後走ってたからな｣







『へ〜』







私はあの後、保健室の先生に


「何ですぐ言わなかったん？！」


て怒られました。








でも一位になれてよかった。








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