俺のちょっとした秘密。 (ページ44)

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～ののSide～

頑張ってあいてる楽屋まで逃げてきてんけど

八乙女「のの！」

のの「こんなとこまでついてくる？笑」

八乙女「あ、ごめん」

のの「いや、別にええけど」

こんな状況やのに
楽屋で2人っきりって笑

八乙女「ののは山田が好きなの？」

のの「涼介？…好きちゃうよ」

八乙女「じゃあ俺は？好きじゃないの？」

のの「好きやで？友達としてな」

八乙女「友達じゃなくて恋愛対象として」

のの「わからん」

ひかって意外としつこいな

てゆーか、ダークシステムって
1年くらい前か
そんなに片思いしてくれてたんや

八乙女「わからん…か」(小声)

…待ってや、そんな涙目ならんといてや！

なんなん？もー、いやや！

またうちは大事な人を泣かしちゃうん？

やっぱりうちと関わったらあかんねんやん

うち、嘘つく

泣いてるひかなんか見たない
ひかには笑っててほしい

泣くのはうちだけで充分や

のの「うちなほんまは好きな人おんねん」

八乙女「え？」

のの「ひかのこと大好きやで？
でもな好きな人おんのに
付き合うのも嫌やろ？」

八乙女「それでもいいよ」

…え？

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