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伊野尾「のの？ほら、言いなよ
ずっと言いたかったんでしょ？
今逃したら言えないかもよ？」
のの「…うん。あんな、涼介」
山田「ん？」
のの「ごめんな、あの日
勝手に、一方的なメール送って。ごめん」
山田「いや、うん。いいよ」
のの「うち、返信もせえへんかった
ごめん、ほんとにごめん」
山田「ううん、大丈夫」
山田「俺こそごめんね。」
のの「え？」
山田「強引にやっちゃったでしょ？
ほんとにごめん。
俺となんて嫌だったよね
ごめんね」
のの「え、いや、違う
それは違うで？」
山田「え？でも吐いてたじゃん
俺のせいで、俺がしたから」
のの「あれは涼介だからちゃうねん」
山田「え？」
のの「ほら、初めて共演した舞台
あん時、うち吐いてたやろ？
吐いてた理由、隠してたけど
うちな、キスするって考えたら
気持ち悪くなんねん。
キスしたら吐いちゃうねん
変やろ？」
山田「…」
のの「舞台の時は一瞬やったから
みんなの前では我慢してたけど
涼介とした時は
舞台の時と違って不意打ちやったからさ
心の準備できてへんくて
それで。
…ごめん。」
山田「知らなかった、ごめん
ほんとうにごめん」
のの「ううん、教えてなかったうちが悪い」
山田「でも、そっか
俺が嫌だったんじゃなかったんだ」
のの「うん」
ガチャ
村上「あれ？3人？残りは？」
伊野尾「錦戸君と渋谷くんと横山くんが
光を連れて行きましたよ
安田君と丸山君と大倉君はまだです」
村上「おっけ、ありがとう！
…あいつらぁ！！！」
ガチャ
((…………。))
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作者名：のの | 作成日時：2014年12月2日 21時
