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〜山田Side〜
光くんがみんなに言うとしたらいつだろ
俺だったら打ち合わせの前に言っちゃうと思う
でもそしたら打ち合わせどころじゃないよなー
みんなから質問攻めされそうだし
でも言っちゃうのが俺
光くんには薮ちゃんがついてるし
しっかりしてるし賢いし
そーゆーことも考えて言うだろうし
きっと打ち合わせ終わってからだろうな
だったら!
打ち合わせ終わるまでいったん忘れて
ちゃんと集中しよう
うん!よしこれでいこう
「…ま、だ…や…ま」
山田「ん?」
伊野尾「やまだ〜泣」
山田「え⁉なに?どうしたの?」
伊野尾「無視しないでよ〜」
山田「あ、ごめん!ぼーっとしてた」
伊野尾「もー!」
山田「ごめんごめん、何の話?」
伊野尾「昨日行ったお店の白米の話」
山田「あぁどーぞ続けて。」
伊野尾「それでね!
そこが白米のおかわり自由でさ」
光くんはそれでいいとして
知念のことどーしよう
伊野尾「しかもその白米が超おいしいの!」
嘘ついたこと謝りたい
でも謝ったらののが好きなことがばれる
伊野尾「で!いーっぱいおかわりしたんだよ」
もし知念に質問攻めされたら
俺あのこと隠す自信ないなぁ
それに光くんも俺もののが好きってなったら
知念も困るよね
伊野尾「でもさやっぱ俺のお腹も
いつかは満腹になるわけ」
山田「やっぱり…」
伊野尾「でしょ?」
隠し通すしかないかぁ
いつかみんなに言う日が来るのかな
俺がののに告白する日は来るのかな
伊野尾「幸せだったなぁ」
俺がののを幸せにしたい
それに
山田「俺も幸せになりたいなぁ」
伊野尾「大丈夫!山田も幸せになれるよ!」
山田「ほんとに?」
伊野尾「うん!
あの白米はみんなを幸せにする力を持ってる
俺は身をもって体験した」
山田「そ、そっか笑」
いのちゃんが何を言ってるのか
ちょっとわかんないけど
白米?が幸せにする力を持ってるのかな?
薮「あ!伊野尾!山田!こっちこっち〜」
伊野尾「あ!やぶぅ」
薮「ちょ、抱きつくなよ!笑」
薮ちゃん、嬉しそう笑
薮「これで全員そろったな
山田と伊野尾も、みんなに話あるから座って」
山田「え?うん」
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作者名:のの | 作成日時:2014年12月2日 21時