- ページ22
.
それでも、、
今もまだ、これを見る度に
にやけてしまうのは、きっともう、、
君に落ちてしまっている証拠。
もちろん、付き合ってないんだけど。
「藤ヶ谷くんおまたせー」
「おつかれー、
ほんと、待ち疲れた」
「……そんなことないでしょ?」
「いや、結構待ったぜ?
Aちゃん終わんの遅いんだもーん」
「いやいや、私が終わるまで
まーた、バスケ部に乱入してたんでしょ?」
「またってなんだ。
俺、1回もAちゃん待ってる間バスケとか
したことねーしー。」
「そんなこと言ってるけど、まだ着いて
5分も経ってないこと知ってるんだよ?」
「嘘つけ。翔也がいくらバスケ部だからって
乱入してねぇよ、おれ30分は待った」
「………デコ増やそうか?
翔也くんから
ちゃーんと聞いてるんだけどなぁ?」
「え」
「随時、藤ヶ谷くんのバスケの様子が送られてくるんだけどなぁ?」
「え」
「次はプリンのデコにしようかなぁ、」
「バスケしてました。まだ4分でした。」
「素直でよろしい」
それに、Aちゃん
俺の扱いには慣れてきたみたい。
.
236人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れんり。 | 作成日時:2019年6月9日 11時