戸惑うくらい、間違いなく ページ21
.
教室の窓をのぞけば
ハラハラと雪が舞っている。
結局あの日の少しあと、
俺が忘れた頃、目を離した隙に
…可愛くでこられてしまった俺のケータイ。
ただ、、
少し月日が経ったからか
既にストーンが2つほど取れてしまっている。
デコられた当初、
レッスン場では俺が「ちげぇ、」って何回も
言ってんのにメンバー、そして郁人たちに
2「やっべぇー、がやさんの彼女
強くない?貼れる?こんなシールガヤに」
s「俺は、無理だわ。勇気ないもん。」
m「俺も、
ガヤさんの彼女はやっぱ芯が強い子なのかぁ」
t「いいじゃん、ガヤそんなん持ってた方が後輩に怖がられないよ?」
郁「太輔、おま高校生楽しくやってんな!
かわいーシール貼ってもらってんな!
青春してんな!甘酸っぱいな!」
ki「おい、ケータイめちゃおめぇぞ!
愛か?愛で重いのか?」
y「今度会わせてね?
俺、ちゃんと挨拶するから。」
散々小指を立てられ
学校では
『おい、おま誰にやって貰ったんだ!』
『俺聞いたぜー?
最近Aちゃんと仲いいんだってなぁ?』
『きゃー!!
とうとうビッグカップル誕生すんのかぁ!』
『俺たちのアイドルがー!』
『結局Aちゃんも顔で男を選ぶのかー!
くっそー!グレてやるー!不平等がぁぁぁ!』
翔也達にいじられ
『兄貴、彼女できたの?』
『太輔、彼女できたの?』
『兄ちゃん、彼女できたの?』
家では弟と母親に質問攻めされ
首を横に振るのも疲れた俺は最終的に、
からかいに対して
「うるせー、」って無視をフル活用してた。
.
236人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れんり。 | 作成日時:2019年6月9日 11時