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｢笑った！ちょっと！｣
｢ごめんごめん｣
｢ひどいー、私これでも真剣に答えたのに｣
｢いやー、
俺の知り合いにさ、似てるから｣
｢ほんと？誰、友達？｣
｢んー、ちょっと違うかな、
でもめっちゃ大事な仲間｣
｢へぇー、｣
友達じゃないのに仲間？って不思議な顔をしてる君を見てまた少し口元が緩む。
…この子、ほんとに顔に出やすいなって。
｢Aちゃんと同じようなこと言うやつなんだよ、人見知りしてたらもったいない！って、笑｣
｢ほんと？
じゃ、私の仲間でもあるね、その人笑｣
次は嬉しそうなドヤ顔。
こんな表情もするんだ。へぇ、、
｢あー、多少暑苦しいけど笑
それでもいいなら｣
｢暑苦しいの？｣
｢そ、すっげぇ、あちぃ｣
｢藤ヶ谷くんと真逆だね、きっとその人｣
｢そう？｣
｢なんか、そんな気がする笑｣
｢なんだそれ笑｣
｢あ、今ちょっとバカにしたでしょ？｣
｢…ちょっとね？｣
｢…｣
｢ごめんごめん！
そーだよね？直感も必要だよね？｣
｢そーだよ、直感も大事だよ？覚えといて｣
｢そうですよね！先生、勉強になります｣
しっかり勉強するといい。
俺が少し頭を下げたら、頭をわしゃわしゃしながら教授口調のAちゃん。
女子に撫でられてんのか。
…調子狂うな。
それに、、
わしゃわしゃし終わって俺が顔を上げた時の
してやったり、の顔。
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調子だけじゃない。
…心臓の音まで狂わせた
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作者名：れんり。
| 作成日時：2019年6月9日 11時
