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騒動から一ヶ月もしない頃、東宮が亡くなられた。



あの日、簡単な文を石楠花に結い二人の妃の元へ置いたのだが…



結局、なんの意味もなかったみたい。まぁ端女の警告なんてそんなものだよね



東宮を失った梨花妃は、大輪の薔薇と言われた頃の面影もない程憔悴しきっているそう。



このままでは玉葉妃の公主も時間の問題…



私にはもうどうすることも出来ないし…どうなることやら。



















NOside




「では…あの騒動の直後に誰かがこれを?」



「ええ、そういうことになりますね。


無知は罪ですね。赤子の口に入るものならもっと気にかけていれば良かった」



「それは私も同様です」





玉葉妃とある麗人が何やら話をしている。



猫猫とAが書いた例の文の件だ。





「それにしてもこの文、一帯誰が…


玉葉妃、この文の主を見つけたらどうなさいます?」





麗人はそう言って妖艶な笑みを浮かべたのだった。



















「…え、呼び出しですか?」



「そうだ。中央の宮官長室へ」



「(なんの用だろう)」



『(猫猫どうしたんだろう…)』



「あとその銀髪の美少女、貴女も呼ばれている」



『…え、』



「Aもか」



『…うん、そうみたい』





私達に声を掛けてきた宦官は、その後も色々な女官に同じ事を言っていた。



……人手不足なのかな…









「入れ」





そう言われて部屋に入ると、女官たちが頬を染めて誰かを見ていた。



少し気になり、猫猫と一緒に前の方へ行く。



カツカツと靴音を鳴らしながら現れたのは、この前の騒動の時にすれ違った麗人だった。



…男性だったのか…あまりにも美人だったから女性かと…。





「(…ん?)」





何かを紙に書いている…?



かと思ったらその紙を私達に見せてきた。



…そこのそばかす女と銀髪の女、お前たちは居残りだ…





「今日はこれで解散だ、部屋に戻っていいぞ」



「?」



『(…これって、もしかして……)ま、猫猫…!』



「…やべっ…」





他の女官達に紛れて部屋を出ようとした瞬間、誰かに肩を掴まれる感覚がした。



……遅かったか〜…





「駄目じゃないか。君たちは居残りだよね?」



『ひぇ…』



「壬氏だ。黙って着いてこい」



「(…こりゃハメられたな)」



『…(猫猫もやってるし、触られた所払っとこう)』



「……」





私達の行動に怪訝な顔をした壬氏様であった。




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マニ。(プロフ) - センバヅルさん» ✉️。有難うございます!!あのゼンバヅルさんの方のボードにボード返事しましたので通知来てると思います、ボード返事待ってますね! (1月6日 21時) (レス) id: 41ef0d9a5c (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます!ボードで会話、ぜひやりましょう!!いつしましょうか、お返事お待ちしていますね。更新頑張ります^_^ (1月6日 21時) (レス) id: 9774232d7d (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - センバヅルさん» ✉️。こんにちは、いつも作品見ています。もしよろしければボードで一緒に会話しませんか?お返事お待ちしています、更新の方も無理せずに頑張ってください☺️ (1月6日 21時) (レス) @page1 id: 41ef0d9a5c (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル(プロフ) - なななさん» 明けましておめでとうございます〜!今年も引き続きよろしくお願いします(*^^*)更新頑張りますね! (1月1日 1時) (レス) @page21 id: 9774232d7d (このIDを非表示/違反報告)
ななな - 新年おめでとうございます!いやあああ…2024年ですか〜これからも応援してます! (1月1日 0時) (レス) @page16 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:センバヅル | 作成日時:2023年12月27日 18時

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