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『(毒見のために紅娘さまと交代したけど、改めて見ると中々壮観な眺めね
西側に武官、東側に文官…
あの体勢で何時間もいるのは侍女たち以上に苦行でしょうね
あ、高順さま。席の位置的には結構な偉い人…武官に混ざっても違和感ないわ
それにあの李白さまとか言う人も末席ではあるけれど、年齢を考慮すれば出世頭ね
……一目で見つからないということは…壬氏さまは欠席？)』
周りをキョロキョロと見ていると、食前酒が運ばれてきた。
まず銀杯を揺らして接触部分にくもりはないかを確認する。
次に匂いを嗅ぐ。…他の毒も入ってなさそうだが、嚥下するまでが毒見役の仕事だ。
「(あとは真水で口をゆすいで…って、皆が此方を見ている…
もしかしなくとも注目されているのか)」
隣の毒見役をチラリと見ると、器を持つ手が震えていた。
まあその反応が普通なのだろう。でも私は生憎毒で倒れるようなやわな身体ではない。
……なんなら楽しんでさえいる。
『(でもどうせ摂るなら河豚の毒がいいわあ
内臓をうまく
あの舌先のしびれを感じるために猫猫と何度嘔吐と胃洗浄を繰り返したか
…はっ、駄目だわつい顔が緩んで…集中しなくちゃ)』
配膳係の人に引かれながらも、次の料理に目をやった。
次は魚と野菜のなますらしい。後宮の夜食でもたまに出ていたはず…
食材から見るに、今回の食事は後宮側が用意したのだろう。
『(…ん？青魚だけくらげで代用されている…
皇帝の好物を作り間違えるはずがない
しかし尚食は有能だ、同じ献立でも相手によって作り分けている
ということは誰かの配膳と間違えたのかしら？)』
ふと前を見ると、里樹妃が震えながら青魚を口にしていた。
…彼女は青魚が嫌いなのね。…いや、嫌いというよりも……食べられないのかしら…
そこで里樹妃の毒見役がニヤリと気味悪く笑っていることに気が付いた。
『(……嫌なものをみたわ…)』
すぐに目を背けた。
大方里樹妃をよく思わない者達で仕組んだのだろう。
……あんなのは見ていられない。薄気味悪いわ。
また料理が運ばれてくる。今度は
匙で
そして匂いを嗅ぎ一気に口の中に含んだ。
『(……！…これは…)』
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マニ。(プロフ) - センバヅルさん» ✉️。有難うございます！！あのゼンバヅルさんの方のボードにボード返事しましたので通知来てると思います、ボード返事待ってますね！ (1月6日 21時) (
レス) id: 41ef0d9a5c (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！ボードで会話、ぜひやりましょう！！いつしましょうか、お返事お待ちしていますね。更新頑張ります^_^ (1月6日 21時) (レス) id: 9774232d7d (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - センバヅルさん» ✉️。こんにちは、いつも作品見ています。もしよろしければボードで一緒に会話しませんか？お返事お待ちしています、更新の方も無理せずに頑張ってください☺️ (1月6日 21時) (レス) @page1 id: 41ef0d9a5c (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル(プロフ) - なななさん» 明けましておめでとうございます〜！今年も引き続きよろしくお願いします(*^^*)更新頑張りますね！ (1月1日 1時) (レス) @page21 id: 9774232d7d (このIDを非表示/違反報告)
ななな - 新年おめでとうございます！いやあああ…2024年ですか〜これからも応援してます！ (1月1日 0時) (レス) @page16 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：センバヅル | 作成日時：2023年12月27日 18時
