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梨花様を見るにあたり始めたのが、食生活の改善だった。
まず身体に残った毒を排出する。
そのためには繊維質の豊富な粥に、利尿作用のあるお茶がいいだろう。
「これは駄目、こっちも駄目で、あとこれとそれと…」
『こっちも…あ、それも駄目ですね』
「いい加減にしなさいよ。ここは下賤の者が出入りするような場所じゃないのよ」
前と同じように部屋を追い出されてしまった。
猫猫と顔を見合わせ、お互いにため息をつく。
「先は長そうだな…」
『そうね……』
『「それじゃあ今度は…」』
「これとそれとあれとこれと…」
『あ、そっちもお願いします』
「何度言ったら分かるの！」
「しかし、まずは消化のいいものを食べ…」
「そんな貧しいものより、まず病人には十分な栄養が必要に決まっているでしょう」
あれがいつもの食事か。確かに栄養は豊富だが、胃腸の衰えた病人には重すぎる
ちょっと考えれば分かるだろうに…誰も止めないの？
「梨花様、食事をお持ちしました。
梨花様のお好きなものを選びましたので、少しでも召し上がってください」
食事を口にした梨花様は、案の定むせて咳き込んでしまう。
侍女達はそれを私達のせいにし、私達は部屋から追い出されてしまった。
「はぁ…このままじゃ近づくことさえできやしない」
『…本当、どうしたものかしら』
そんな二人を、柱の影から見ている人たちがいた。
『せめて触診だけでも…』
「(う、この子無駄に顔がいいんだから…)
駄目よ、帰って…あなた達のせいでこれ以上具合が悪くなったらどうするの？」
…あのままだと衰弱死は確実だ。
人間は食事をしないと死ぬ。
我が子を亡くしてから、生きる気力をなくしているんだろう。
帝の勅命に背いた刑で、首と胴がさよならするまで後何日あるのだろう…
『…猫猫、私死にたくないわ』
「それは私もだよ」
「なにかお困りのようだな」
『あら、そのように見えますの？』
「A…」
『…あ、』
「(そういえば花街で妓女をしていたと言っていたな)
そのように見えるが？」
「壬氏さま！？」
「何なのあの女達！」
「壬氏さまとどうして…」
『要らぬ誤解を…』
私がそう呟くと同時に壬氏さまが近寄ってくる。
そして私の耳に口を近づけ、「とりあえず中に入ろうか」と、そう言った。
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マニ。(プロフ) - センバヅルさん» ✉️。有難うございます！！あのゼンバヅルさんの方のボードにボード返事しましたので通知来てると思います、ボード返事待ってますね！ (1月6日 21時) (
レス) id: 41ef0d9a5c (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！ボードで会話、ぜひやりましょう！！いつしましょうか、お返事お待ちしていますね。更新頑張ります^_^ (1月6日 21時) (レス) id: 9774232d7d (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - センバヅルさん» ✉️。こんにちは、いつも作品見ています。もしよろしければボードで一緒に会話しませんか？お返事お待ちしています、更新の方も無理せずに頑張ってください☺️ (1月6日 21時) (レス) @page1 id: 41ef0d9a5c (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル(プロフ) - なななさん» 明けましておめでとうございます〜！今年も引き続きよろしくお願いします(*^^*)更新頑張りますね！ (1月1日 1時) (レス) @page21 id: 9774232d7d (このIDを非表示/違反報告)
ななな - 新年おめでとうございます！いやあああ…2024年ですか〜これからも応援してます！ (1月1日 0時) (レス) @page16 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：センバヅル | 作成日時：2023年12月27日 18時
