1&設定〈後宮の呪い〉 ページ1
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____…困ったなぁ、まさか人攫いに遭うなんて…
猫猫が攫われそうになってたところを見つけて止めに入ったは良いものの、捕まったら意味ないよ…
『猫猫…ごめんねえ守れなくて』
「いや良いよ…というか、どちらかと言ったら守られるのはAの方だろ?」
『いーや、猫猫は私が守る…といっても連れ去られてるから説得力ないわね』
「…はあ……親父、心配するだろうなあ」
…とまあそんな出来事から早三ヶ月
黙々と仕事をこなす日々が続き、流石に退屈になってきた今日この頃。
「露天の串焼きが食べたいなぁ」
『猫猫、急にどうしたの』
突然そんなことを言ってきたのは花街にいるときから仲の良かった猫猫
今は二人揃って後宮の下女として働いている。
「あれからもう三ヶ月か…。親父、ちゃんと飯食ってんだろうか…」
『どうだろうねえ…』
猫猫はため息をつくと、下級妃に目をやった。猫猫につられて私もそちらを見る。
むせ返る化粧の香り、美しい衣に薄っぺらい微笑み
御殿も花街も大して変わらないな
『(…とか思ってるんだろうなぁ猫猫)』
「後宮」は宮廷の中に区分された帝の子を成すための女の園。
男性の立ち入りは一切禁止で、入れるのは皇帝陛下とその血縁、
後は「宦官」と呼ばれる大切なものを失った元男性のみだ。
『(出来れば後宮なんて関わりたくなかった…)』
「ねぇこの札、どこの部屋か分かる?」
「…ああ。これは藤の九だからあっち」
「あっちね、助かった」
『私も藤だから途中まで一緒に行こう』
「Aもありがとう」
『いいえ〜』
そう言って微笑むと、道を聞いてきた子は顔を赤くして固まってしまった。
…あれ、なにか不味いこと言ったかしら?
「(Aは妓女をしていたにも関わらず、自分の顔の良さを自覚していない
後々死人が出るかもな…)」
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名前:A
年齢:17歳(猫猫と同い年)
身長:160cm程度
体重:49kg
3size:B95 W57 H98
容姿:プラチナブロンドの長髪
瞳の色はスカイブルー
絶世の美女
緑青館で妓女兼薬屋として働いていた
三姫に並ぶほどの妓女だったため、身を売ったことはまだ一回もない(四姫とも呼ばれていた)
⇒その為技術はあるものの男性に触れられる(触れる)のには慣れていない
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マニ。(プロフ) - センバヅルさん» ✉️。有難うございます!!あのゼンバヅルさんの方のボードにボード返事しましたので通知来てると思います、ボード返事待ってますね! (1月6日 21時) (レス) id: 41ef0d9a5c (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます!ボードで会話、ぜひやりましょう!!いつしましょうか、お返事お待ちしていますね。更新頑張ります^_^ (1月6日 21時) (レス) id: 9774232d7d (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - センバヅルさん» ✉️。こんにちは、いつも作品見ています。もしよろしければボードで一緒に会話しませんか?お返事お待ちしています、更新の方も無理せずに頑張ってください☺️ (1月6日 21時) (レス) @page1 id: 41ef0d9a5c (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル(プロフ) - なななさん» 明けましておめでとうございます〜!今年も引き続きよろしくお願いします(*^^*)更新頑張りますね! (1月1日 1時) (レス) @page21 id: 9774232d7d (このIDを非表示/違反報告)
ななな - 新年おめでとうございます!いやあああ…2024年ですか〜これからも応援してます! (1月1日 0時) (レス) @page16 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:センバヅル | 作成日時:2023年12月27日 18時