No.91 ページ45
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「緑谷くん！！」
「え、ちょ…」
「(速い！いかんあまり上空にいかれると俺の個性じゃ届かなくなる！)」
あの脳無の血が女性のヒーローに付く。
「やられて逃げてきたのか！」
「わあああ！！」
………すると、気絶したはずのステインが女性のヒーローについた血を舐め取った。
その個性によって脳無が動けなくなり空から落ちてくる。
「偽物が蔓延るこの社会も、徒に力を振りまく犯罪者も、粛清対象だ…ハァ…ハァ…」
脳無の頭を突き刺したステインが言った。出久はステインに抱えられ無事なようだ。
「全ては正しき社会のために」
「助けた…！？」
「バカ人質取ったんだ。躊躇なく人殺しやがったぜ」
「いいから戦闘態勢とれ！とりあえず！」
「何故一塊で突っ立っている！！そっちに一人逃げたはずだが！！？」
そこにエンデヴァーがやって来た。
「エンデヴァーさん！！あちらはもう！？」
「多少手荒になってしまったがな！して…あの男はまさかの…」
「うう…放っせ…！」
そう言いながら出久はジタバタと抵抗した。
「エンデヴァー…」
「ヒーロー殺し＿＿＿！！！」
「待て轟！！」
＿＿＿＿＿…！！！
「贋物…」
凄い殺気と威圧感…！！！
「正さねば＿＿…誰かが…血に染まらねば…！
"
来い
来てみろ
贋物ども
俺を殺して良いのは
……誰かが、尻もちをついた。
「＿＿＿＿…！」
……動かない…？………もしかして…気を失ってる……？
「……！気を失ってる…」
「ハッ…」
『………しょ、と…てんやくん……大丈夫…？』
「……あ、ああ…」
焦凍と天哉くんが地面に崩れ落ちた。私はただ呆然と立つことしか出来なかった。
＿＿＿＿＿あとから聞いた話なんだけど、この時ヒーロー殺しは折れた肋骨が肺に刺さっていたそうだ。
誰も血を舐められてなんかいなかった。
なのに、あの場であの一瞬、
ヒーロー殺しだけが確かに、相手に立ち向かっていた。
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センバヅル（作者のログインしていないアカウントです） - こちらの方もコメントしてくださりありがとうございます😊そう言って頂けてとても嬉しいです！ (1月14日 13時) (
レス) id: e516fa0de5 (このIDを非表示/違反報告)
みよ - 作者様、、天才すぎませんか (1月13日 18時) (レス) @page38 id: 75e241bf32 (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル(プロフ) - 鈴仙さん» コメントありがとうございます！そんな…滅相もないです！！！（すごく嬉しいです！！！） (12月31日 15時) (レス) id: 9774232d7d (このIDを非表示/違反報告)
鈴仙 - もしもし作者さん､､､､めっちゃいい小説作ってくださりありがとうございます。 (12月31日 15時) (レス) @page11 id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル（作者のログインしていないアカウントです） - イアさん» こちらこそイラストを描いてくださりありがとうございます✨応援ありがとうございます、これからも頑張りますᕙ(*´∀｀)｡*ﾟ+ (12月4日 16時) (レス) @page39 id: e516fa0de5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：センバヅル | 作成日時：2023年11月15日 20時
