No.82 ページ36
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「……あ、ああ…(この子…本当に学生か？……速すぎる…)」
……凄い静かなんだけど…
「「「わああぁぁぁ！！！」」」
少しの静寂のあと、割れんばかりの拍手が起きた。
そして見ていた人達が一気に私の元へ押し寄せる。……潰れる…
「嬢ちゃん凄いねぇ！！感動しちゃったよ！」
「あなた雄英体育祭で優勝してた子よね！？」
「凄いな〜！めっちゃ速かったぞ！！」
『…えっ、』
「ていうか可愛い！！」
「画面で見るよりもっとべっぴんさんだね！」
「良くやった、アストライア」
『あ、あはは…ありがとうございます、エンデヴァー』
「私、Aちゃん…アストライアのファンなの！応援してるね！！」
『あ、りがとうございます！』
「あのー、事後処理がありますので！皆さんご退散下さい！！」
あまりの事態に痺れを切らした警察がそう言った。
「あら、ごめんなさいね。…アストライアちゃん、応援してるわね」
『…！頑張ります！！』
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＿＿＿＿ホテル
「A、流石だな」
『…？…ああ……ふふ、ありがとね』
……ちょっと恥ずかしかったけど、嬉しいな。あんなに応援してもらえてるなんて…
『…そーいえば、結局居なかったね。ヒーロー殺し』
「ああ…でも油断できねえな」
『私達がうっかり出くわしちゃったりして』
「…さすがにないだろ」
『…ま、それが一番だよ。私達は仮免すら持ってないただのヒーロー志望の学生だからね』
「そうだな」
……でもやっぱりこの嫌ーな感じ…胸のザワザワは消えない。
何も起こらず、職場体験が終わったらいいな…
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＿＿＿＿＿この時の私達は知らなかった。
何気ないこの会話が現実となることを
そしてその事件が今後の……
"個性"社会を揺るがすことを。
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センバヅル（作者のログインしていないアカウントです） - こちらの方もコメントしてくださりありがとうございます😊そう言って頂けてとても嬉しいです！ (1月14日 13時) (
レス) id: e516fa0de5 (このIDを非表示/違反報告)
みよ - 作者様、、天才すぎませんか (1月13日 18時) (レス) @page38 id: 75e241bf32 (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル(プロフ) - 鈴仙さん» コメントありがとうございます！そんな…滅相もないです！！！（すごく嬉しいです！！！） (12月31日 15時) (レス) id: 9774232d7d (このIDを非表示/違反報告)
鈴仙 - もしもし作者さん､､､､めっちゃいい小説作ってくださりありがとうございます。 (12月31日 15時) (レス) @page11 id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル（作者のログインしていないアカウントです） - イアさん» こちらこそイラストを描いてくださりありがとうございます✨応援ありがとうございます、これからも頑張りますᕙ(*´∀｀)｡*ﾟ+ (12月4日 16時) (レス) @page39 id: e516fa0de5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：センバヅル | 作成日時：2023年11月15日 20時
