愛されｶﾞｰﾙ! 【ｲﾅｲﾚ&ｲﾅGO】≪２≫ (ページ46)

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story92【佐久間side】ページ46

……暇だ。実に暇である。

チラッと横見る。
Aは酔いやすいみたいだから、窓側に座らせたものの…。
窓側に頭を傾けて寝ている。しかも寝顔を見られないように、ちゃっかりタオルを被っている。

あーあ、つまんねぇの。

眠気が覚めてしまった俺はとにかく暇なのである。

狩屋「暇そうですねぇ、佐久間先輩♪」

狩屋が前の席から身を乗り出し、俺を見てニヤニヤ笑う。

佐久間「うっせぇな…」

お前が俺の相手したらいいじゃねぇかよ！

天馬「狩屋ー！トランプしよー！」

狩屋「えー」

天馬「良いじゃん、やろうやろう！」(ｸﾞｲｸﾞｲ

狩屋「えっ、あっ、おいっ！」

天馬に引きずられる狩屋。

天馬「トランプ弱い狩屋連れてきたよ～」

信介「待ってました～！」

剣城「負けたやつは罰ゲームらしい…」

狩屋「ちょっ…！おまっ…！」

…狩屋、可哀想に…。

狩屋も連れて行かれ、本当に暇になってしまった。

…俺も寝ようかな…。

…―

狩屋「ふー…ぎりぎり勝った…。戻りましたよ、佐久間せんぱー…」

秋「どうしたの、マサキ。凄い顔して…ってうわー…。ラブラブだねぇ」

円堂「ほんと恥ずかしくねぇのかな…」

風介「A幸せそうな顔してるね」

晴矢「そうだな…ｗ」

狩屋「写真撮っとこっと」

―ﾊﾟｼｬｯ

狩屋「おっ、綺麗に撮れた」

秋「見せて見せて！」

晴矢「こいつらのこと、茶化すネタ増えたなｗ」

狩屋「ほんっとう、馬鹿二人組だよな～」