愛されｶﾞｰﾙ! 【ｲﾅｲﾚ&ｲﾅGO】≪２≫ (ページ35)

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…―

A「はぁ～！今日は楽しかったね！＾＾」

佐久間「あぁ＾＾」

今は電車の中。

A「結構買っちゃったなぁ」

Aは、自分にイルカのストラップ。
狩屋、木野、涼野、南雲に何かのストラップ。家族とお兄さんの彼女さんにお菓子を買っていた。

佐久間「俺も…」(苦笑

自分にペンギンのストラップ。鬼道と不動にお菓子。そして、ペアキーホルダー…―

―いつ渡そうか…。

そんなことをウダウダ考えている内に駅に着いてしまった。
改札を出て、Aを家まで送るために海沿いの歩道を歩き出す。

A「もう夕方だね～」

佐久間「そうだな…」

時間が過ぎるのが早い。こんなに早いと感じたのは初めてだ。
どうでもいい話をしながらタラタラと歩く。できるだけAと隣でいたいから…。

結構歩いて話のネタも尽きてきた頃、Aが突然感動の声を漏らした。

A「わぁ…！！」

Aの目線の先に、自分も目線を向ける。

佐久間「…綺麗だな…」

海が夕日に照らされ、きらきらとオレンジ色に輝いている。

A「ロマンチック～！こんな景色、恋人と見るなんて、マンガやドラマみたい！」

佐久間「そうだな…」

そう言ってAの肩を抱き寄せた。

A「きゃっ…！」

佐久間「こっちの方が、ロマンチックってやつだろ…？」

ゆっくりと顔を近づける。

A「さ、佐久間君…///」

そして、Aも俺も目を閉じ…―

…―俺達は、初めて唇を重ねた。