愛されｶﾞｰﾙ! 【ｲﾅｲﾚ&ｲﾅGO】≪２≫ (ページ34)

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佐久間「な、なんだとっ…！」

衝撃だった。

A「え？なに？」

佐久間「これだよ、これ！」

『これ』に指をさす。

A「…ペンギン饅頭がどうかした？」

Aはペンギン饅頭の箱を手に取った。

佐久間「ペンギンを食べてるのと一緒だろ！誰だよ、こんな恐ろしい商品作った奴は…！」

A「大袈裟だなぁ～。ペンギンって言っても、ペンギンの形のお饅頭なだけじゃん」

佐久間「確かにそうだけど…」

A「本当、ペンギン好きだね」と少し呆れ気味に笑う。

A「あっ、可愛い！」

Aが手にした箱は『海の仲間たち』と書かれたクッキーの箱。
イルカやらカメやら、色々な形をしたクッキーらしい。勿論ペンギンの形も入っている。恐ろしい…。

佐久間「それ買うのか？」

A「うんっ」

佐久間「そっか、俺もさっさと決めよ」

振り返ると、ペアキーホルダーを見つけた。
友だち用とか、部活用とか、家族用とか、カップル用とかがある。

A「佐久間君、お土産決まった？」

佐久間「あっ、まだ…」

A「じゃあ、私先に買いに行って来るね＾＾」

佐久間「ん、わかった」

そう言った後、スタスタとペアキーホルダーコーナーに向かう。

一番初めに目に止まったのは、ピンクと青のイルカが二匹でハート形になっているキーホルダー。

そのキーホルダーを手に持ち、レジに向かった。