愛されｶﾞｰﾙ! 【ｲﾅｲﾚ&ｲﾅGO】≪２≫ (ページ28)

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―次の日

A「暑いなぁ…」

天気予報によると、今日の最高気温は38度。七月なのにこの気温。
八月はもっともっと暑いだろうなぁ～。

はぁ～とため息を吐いた。暑いの苦手だよ～。

それにしても、ほんっとあっつい…。

ﾊﾟﾀﾊﾟﾀと手で扇ぎながら、ふと朝の事を考える。

今日はちゃんと起きた。しかも早起き！
準備も早く終わらせてしまい、待ちきれなくて早めに家を出てしまった。

スマホで時間をチェックする。

―09:52―
もうすぐで、待ち合わせの時間の10時。

辺りを見渡すと、白のTシャツに黒いジレ、黒のサルエルパンツを履いた薄水色の髪の毛の男の子。

あの人はきっと…。

その人が振り返り、目が合った。
その人は、笑顔でこちらに向かってきた。

佐久間「A！」

自然と笑みがこぼれる。

A「佐久間君、おはよ＾＾」

佐久間「はよ。…今日のA、いつもの何倍も可愛い///」

白のシフォンワンピに。淡いピンクの薄いボレロ。昨日、秋と選んだ自信コーデ。

『可愛い』の言葉に嬉しくなる。

A「ありがと…///」

佐久間「つか、わりぃ。待った？」

A「ううん、大丈夫＾＾」

佐久間「そっか。じゃ、行こうぜ＾＾」

A「うん！」

チョンっと、手を佐久間君の手に当てる。

佐久間 (ぎゅっ

佐久間君は、何も言わずに手を握ってくれた。

A「ッ！///」

今日は、最高に暑い日だよ…。