愛されｶﾞｰﾙ! 【ｲﾅｲﾚ&ｲﾅGO】≪２≫ (ページ24)

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―ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ﾋﾟｯ

佐久間『もしもし？』

A「あ、もしもし、佐久間君？私、Aだけど…」

ｼﾞｰｯとみんな私の方を見ている。

電話しにくいっ！///

佐久間『よぉ、A。どうかした？』

A「うん、あのね、明日のデート…どこに行くのかなぁ？って思って」

佐久間『…秘密』

A「えっ、なにそれ！！」

佐久間『明日になってからのお楽しみだ。用事ってそれだけ？』

A「あ、あと集合時間と集合場所…」

佐久間)『んー…10時に雷門駅な。遅れるなよ？』

A「了解！佐久間君の方こそ遅れないでよ～！」

佐久間『俺は大丈夫です～！じゃ、また明日な』

A「うん、また明日」

―ﾌﾟﾂｯ…

ふーっと息を吐く。佐久間君の声が聞けて安心した。と同時にハッと我に返る。
マサキ達が電話を聞いているのをすっかり忘れていた。

A「きっ、聞いてないよね！？」

狩屋「ばっちり聞いてた」
秋「電話してるA可愛かった～(笑)」
円堂「顔、真っ赤だぞ(笑)」

A「う、うるさい～…」
3人の感想に顔が余計に熱くなる。

秋「それで？佐久間君はどこに連れてってくれるの？」

A「あぁ。それがね、秘密って言われたの」

狩屋「…うわぁー…」

秋「カップルって感じ～…」

A「は、恥ずかしいからやめてよ～…」

秋「良いなぁ、羨ましい」

円堂「秋…」

秋「あっ、いや！デートって羨ましいなぁって言うか、カップルだなぁっていうか…あの…その…」
そのまま何も言わず、口を閉じてしまった。

一気に場が静まる。

私は肘でマサキをつついた。

狩屋「なに？」(口パク

A「どーすんの？この空気…」(口パク

狩屋「それは、二人次第じゃね？」(小声)

A「えっ…？」

マサキはそのまま私の腕を掴み、リビングから連れ出した。