story59 ページ13
当時、私と風ちゃんの家は前。晴ちゃんの家とは斜め前の関係だった。
私、秋、マサキ、風ちゃん、晴ちゃんでよく遊んだ。
…―
風介「タッチ！晴矢、鬼！」
晴矢「うわっ！最悪！」
A「晴ちゃん、ちゃんと10秒数えてね！」
秋「きゃー！」
狩屋「逃げろー！」
☆
A「もうすぐ小学生だね！」
秋「一緒のクラスだと良いね＾＾」
狩屋「マサキ、一人ぼっちになっちゃうの…？」
A「大丈夫だよ！マサキはお友達沢山居るから、一人ぼっちじゃないよ＾＾」
狩屋「風介君、晴矢君。小学校に行っても、マサキとヒーローごっこしてくれる？」
風介・晴矢「…」
狩屋「…？」
風介「ごめんね、マサキ…。もうヒーローごっこ出来ないんだ…」
狩屋「えぇ！？何で！？何で！？マサキの事嫌いになっちゃった…？」
風介「違うよ！違う…」
晴矢「実は俺達、引っ越すんだ…」
A・秋・狩屋「えぇ！？」
風ちゃんと晴ちゃんのお父さんは同じ会社に勤めていたから、引越日と引越先が同じだった。
A「嘘…。嘘だよね…？」狩屋「…やだよぉ…」
秋「いつ引っ越しちゃうの？」
風介「来月の15日…」
☆
風介の母「今まで本当にありがとうね＾＾」
晴矢の母「本当お世話になりました＾＾」
母「いえいえ、とんでもない！こちらこそ、ありがとう＾＾」
A「本当に北海道行っちゃうの？」
風介「うん…」
狩屋「ねぇねぇ。北海道から東京って近いの？」
秋「お父さんが教えてくれたけど、すっごく遠いんだって」
狩屋「そ、そんなぁ…」(泣
晴矢「マサキ…」
秋「ねぇ、遠くに行ってもずっと友達って約束しよう？」
風介「秋…」
A「勿論だよ」
晴矢「じゃあ、皆で手繋ごうぜ」(ぎゅっ
狩屋「遠くに行ってもずっと友達だよ…！」
A・秋・風介・晴矢「勿論！」
…―
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作者名：亜夢菜 | 作成日時：2013年9月15日 17時
