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「どうやった？俺の声」
「あ、あのっ、っと、ぉ、」
「言うてくれへんと分かんない。んー？どうでしたか？崇裕さん」
中々呼ばない名前で呼んでみるとはっと息を呑む濱ちゃん。目を丸くして、ハトが豆鉄砲100発ぐらいくったような顔しとる。やべ、可愛ええ。半開きになった口も可愛すぎてチュッとキスもしてみる。
「えっ…あ、ぅえ、え、」
こりゃアカンな。濱ちゃんキャパオーバーしちゃって真っ赤な顔で口だけパクパク。可愛ええ、ほんまに可愛ええ…！
「ふふ、濱ちゃんは俺の声ほんまに好きなんや」
「っあの、ちょ、」
「もっとチューしてええ？な、ええな？」
したら俺の胸をポカポカと叩く。もー、何やねんこの人。可愛ええ！
「てめえ、また何してんねん！」
めっちゃ怒りの声と共に後頭部に強い衝撃が。痛ってええ！と見たらお父さん来た！
「あ、照史！何でまた頭殴るん！？そんなことしたらアカン！」
「こんな獣は殴られてもええわ！」
「お前バカ力やから手加減せんと！」
可愛ええ濱ちゃんが俺の心配をしてくれるのも、庇ってくれるのも全部ええけどさ。俺とおる時はまだ言葉がうまく出なくて前よりは良くなったけどまだまだ途切れ途切れやのに照史くんとおったらスラスラと喋んねん。俺のことはまだ苦手かなと思ってまう。けど…
「流星、大丈夫…？痛ない…？」
天使みたいな顔で俺の頭を撫でる濱ちゃんを見たらそんな不安なんかぶっ飛んでしまう。
「痛いからもっと撫でて」
「い、痛い！？も〜…」
照史くんを睨みつけながらも俺の頭をずっと撫でてくれる濱ちゃん。ああ、天使や、天使。照史くんも濱ちゃんに弱いからしゅんとしとる。
「あーあ、またやったんか」
「もんちいぃぃぃ！崇裕に嫌われてしもうたあぁぁ！」
「どうせ自業自得やろ。今の状況みたら…また流星の頭叩いたっぽいな。おはよ、流星、濱ちゃん」
淡々と照史くんをスルーして俺らに手を振る神ちゃん。俺も軽く手を振って、濱ちゃんは…
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しずく(プロフ) - ぴさん» お久しぶりです！いつもありがとうございます。暖かいコメ見たら涙が止まりません(´Д⊂頑張ります！ (2018年9月1日 20時) (
レス) id: 74e6691429 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - お久しぶりです。体調大変だと思いますが、またゆっくり自分のペースで頑張ってください！！ (2018年8月26日 23時) (レス) id: 38f9ea93bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しずく | 作成日時：2018年8月26日 23時
