ひたすら愛される流星くん４ (ページ7)

今日:2 hit、昨日:13 hit、合計:67,534 hit

寂しがり屋さん(紫×青) ページ7

(紫)

久しぶりに流星とサシで飲みに来た。

個室の座席のお店。

くつろぎながら美味しいご飯食べるのはほんまに最高に幸せ！！

普段はあんまり飲まへんねんけど、シャンディガフを2杯ほどいただいて、ほろ酔い気分。

流星はお酒に強いけど、今日はいつも以上に勢いよく飲んでて、さっきからちょっとふわふわしてる。

…まあ、いつもふわふわはしてるんやけど。

若干舌っ足らずになってきてて可愛い。

「…トイレ行ってくる〜」

『気をつけて行きや？ひとりで行ける？』

「んふ、だいじょーぶ」

にこにこ笑って、若干ふらつきながらトイレに行った流星。

そろそろお水でも頼んどこうか、と思ってたらわりとすぐに帰ってきたんやけど、何故か俺の方に来て、ぽてんと後ろから体重がかけられる。

望やしげちゃんにはよく引っ付かれるけど、酔ってるとはいえ流星がこんな風に甘えるように引っ付いてくるのは初めて。

「ふふ、はまちゃ〜ん」

肩に頭を乗っけながら、甘えるような声で名前を呼ばれる。

『どしたん流星、珍しいなあ？』

「んふ、はまちゃん〜」

ぴたっと引っ付いて何回も「はまちゃん〜」って呼んでる。

……可愛い。

なんて思ってたら、肩に頭を乗っけたまま、こくんこくんと眠ってしまいそうになってる。

『え、流星？』

「んぅ〜…ねむたい」

『そろそろおうち帰ろうか』

「…ん〜〜〜、」

『いやなん？』

少しだけ拗ねたような顔をしてから、すぐににこにこ笑顔になる。

「はまちゃ〜ん、俺の家、遊びにくる〜？」

『…え？』

「…くる？」

なんかこんなこと言ってくるのが珍しくて、気づいたら「ええよ」って返事してた。

.