ねこりゅせ(桃×青) ページ1
(桃)
『お風呂上がったで〜』とリビングへ戻ると、
「トリックオアトリート！！お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ」
……え、何この状況。
ネコ耳つけた流星がニャーーーってしてるんやけど。
『あ、今日ハロウィンか！』
「んふ、そう〜！今日の撮影でネコ耳貰ったからつけてみた」
『ええ〜もうめっちゃ可愛い。イタズラされたいからお菓子あげたくないわ』
「むうっ、お菓子貰いたい〜っ！」
たいして普段お菓子食べへんのにこういう時だけ強請るの可愛いなあ。
よく見ると首から飴ちゃんとかチロルチョコがまあるく繋がってるのをネックレスみたいにぶら下げてる。
…いやいや可愛いな。
「あ、これもな撮影でもらってん」
ありがとう、今日流星を撮影してくれた方々。
とんでもなく可愛い流星見れました。
「あとな、望にこれ付けて欲しい！」
渡されたのは狼のカチューシャ。
『ん？ええけど…』
「んふ、似合ってる」
『ガオっー、可愛いねこちゃん食べちゃうぞ』
狼になりきって言ってみると、待ってましたと言わんばかりに目をきゅるんとさせる。
「きゃー、食べられちゃう」
ちょっとだけ屈んで身体をぷるぷる震わせて怖がるふりをしてる。
……もしかして、食べられたいん？
ガオっーて言いながら流星を追いかけて、さりげなく寝室に追いやる。
もう後ろに下がれへんくなって、ベッドに座ってしまった流星を押し倒して、ガブッと首に噛み付いた。
「…っん！」
首から離れると歯型がくっきり。
「のぞっ、…ん」
何か言おうとしてた流星の口を塞ぐ。
流星が食べられたいなら望みのままに。
今日は可愛い可愛いねこりゅせをいただきます。
end.
______________________________
移行いたしました。
引き続きこちらでお話を楽しんでいただけますと幸いです。
また評価やお気に入り登録もしていただけますととっても嬉しいです。
リクエストも遅くなるかもしれませんが、随時お待ちしております。
よろしくお願い申し上げます☺️💗
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 267人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：流優
| 作成日時：2021年10月31日 17時
