ひたすら愛される流星くん３ (ページ10)

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(黄)

ふらふらとする流星を部屋まで何とか連れてきたものの、これからどうしましょうか。

とりあえずソファに座らせて、キッチンに水を取りに行く。

「じゅんたぁ、ここいてよ〜」

自分のソファの隣のスペースをぽんぽんと叩きながら呼ばれる。

『はいはい、待ってな？』

「ふふ、きた」

隣に座った瞬間むぎゅうと抱きつかれる。

あーあかん、流星酔ったらこうなるタイプなんか。

「いい匂いする〜」

抱きついたまま首元に鼻をすりすりさせてくる。

「…俺な。淳太の匂い好きやねん」

いやいや待て待て。

あかんあかん。

「なーあ、今日一緒に寝よ…？」

『……え？』

「…だめ？」

もう！うるうるおめめで見上げんといてや…！

そら一緒に寝たいし、あんなことやこんなこともしたいよ！？

『いや、だめ…やないけど、……』

「…やや？」

今にも泣きそうな顔で見つめてくるから、こんなん断られへんやん……！

『…やじゃないよ』

「…じゃあ一緒に寝よな？」

あざとく顔をかたむけて、うるんだ瞳見上げてくるもんやから、反応してまいそう。

何回も流星のこと可愛いと思ったことはあったけど、そんなん比にならん可愛さ。

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