あっためて(橙×青) ページ24
(橙)
「ただいま〜」
『おかえり、流星』
「んふふ、ただいまぁ」
ソファーに腰かけている俺の頬を冷えた手で包まれる。
『っ冷たー!!』
「ふへ、今日めっちゃ寒い」
『暖かくせんと風邪ひくでー?先お風呂入ってくるか?』
「んーん」
ソファーに置いてるブランケットを手繰り寄せ俺の膝の上に横向きに乗っかりブランケットで俺ごと身体を包み込む。
首に腕を回してきてぴったりひっついてきた。
「照史にあっためてもらうの」
『ふはっ、いっぱいあっためたる!』
ぎゅうときつく抱きしめ、冷たい流星の頬に俺のぬくぬくの頬を引っつければ、口角が上がったのがわかった。
「あったかーい!」
『せやろ?』
「ふふ、照史はいつもぬくぬくやな〜」
『俺が冷え冷えやったどうする?』
「ん〜、ぎゅうとかいっぱいしてあっためる!」
『もうほんま可愛いな〜!!』
わしゃわしゃと髪を撫でると、顔をクシャッとさせて笑ってくれる。
暑い夏の季節が好きやけど、少し肌寒い季節もいいかもしれへん。
end.
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作者名:流優 | 作成日時:2021年6月28日 5時