2,陸さんsaid ページ3
助けてくれた子と話しているとオレの携帯が鳴った。携帯の相手は同じメンバーの三月だ。
陸「あ、三月からだ。ごめんね」
?『?いえ……』
陸「三月」
和泉三月(陸!お前どこにいんだよ!?連絡も無くて心配したんだぞ!!)
陸「ごめん三月」
和泉一織(七瀬さん!一体何があったんですか!?)
同じく一織が心配した声で言った。
陸「一織……男にぶつかって……それで襟を掴まれた」
二階堂大和(!?大丈夫なのか!?今何処だ!?)
次にメンバーの大和さんが言った。
陸「大和さん、大丈夫です。さっきまでは発作が起きましたが目に前にいる子が助けてくれたんです」
逢坂荘五(目の前にいる子って誰かいるの!?)
メンバーの荘五さんが聞いた。
陸「荘五さん、はい。でもその子オレを庇ってお腹に蹴り入れられて……」
六弥ナギ(HO……その人は無事ですか?)
陸「え……と……」
オレは心配してその子を見た。
『あ……あの……もしかして……』
その子はさっきと違う顔を真っ赤にしてオレを見る。てか可愛すぎる。
『ああああ……』
陸「うん、そうだよ。オレはIDOLiSH7の七瀬陸だよ」
『……ええーーっすみません!』
陸「え!?」
その子はオロオロして倒れた。
陸「えっ!?大丈夫!?しっかりして!!」
オレは倒れた子に駆け寄り心配する。
三月(陸!どうしたんだ!?)
陸「顔を真っ赤にして倒れた!」
一織(!今すぐ寮に運んで下さい!もしかしたら熱があるかもしれませんし……っ)
陸「わかった!一体切るから準備よろしく!」
オレは電話を切り倒れている子をおんぶした。
陸「!」
その子をおんぶして分かった。かなり軽すぎる。ちゃんと食べてんのか……?
心配しながらもオレは急いで寮へと帰った。
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作者名:灯光 | 作成日時:2019年7月11日 22時