137 織田作之助 ページ32
祖父母たちは、Aを置いて朝早くに出掛けていた
貴方「うん」
3人で散歩してるとAの口から
“何時まで続いたら良いなぁ”の声を珊瑚と琥珀聞き逃さなかった
家に帰れば暴 言を言われ、暴 力を振るわれる
そして奴 隷の様な生活
唯一自由になれるのが外だ
そして、いま家に祖父母が居ない為自由
琥珀「何があったも僕らは離れない」
貴方「ありがとう。琥珀、珊瑚
そろそろ帰ろ」
その帰り道
Aは予想外の再会をした
Aは名前を呼ばれ振り返ったら……
ずっと逢ってない
“織田作之助”が居た
逢いたかった……」
Aの声は震えていたが涙は出なかった
そしてAは、織田作之助の元に訪ねることが増えた