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12.「おやすみなさい」 ページ17

あのあとご飯を食べて、お酒を飲んで、ゲラゲラ笑った。


一人一本ずつしか買っていなかったからそんなに遅くまで起きているということにはならず、全員が飲み終わった時点で今日はお開きということになって、布団を敷いて寝ることとなった。


「……あ、俺ってどこに寝ればいい?」


ふと、どこで寝るべきか分からなくなったのでチョロ松兄さんに尋ねた。

確かカラ松兄さんとチョロ松兄さんと一松兄さんはお酒を飲んでなかったはずだ、酔ってはいないだろう。


「あー、そうだなぁ、前はトド松とおそ松兄さんの間で寝てたよね?」


「そうだね、センターで寝てたね。」


「兄ちゃんは大歓迎だぞー!!さあA、お兄ちゃんの胸元へ飛んで来るんだ!」


「あっおそ松兄さんずるい!!僕のところで寝てもいいんだよ、A兄さん!」


途端にわいわいとした雰囲気になり、寝る前のテンションではなくなってくる。


でもそれが俺たちだし、気にしてはいない。



「わかった!!じゃあセンターで寝るね!!おやすみグースカピー!!!!」


「寝るの早!!!小学生か!!」



そうして俺は誰よりも早く眠りについた。





「あーあ、寝ちゃった。…てか寝るの早すぎね??前は俺らの中で一番寝るの遅かったよね?」


俺がそういうと、十四松が残念そうな顔をした。笑ってるけど。


「えー!!おれ、A兄さんと遊ぶって約束したのにまだ遊んでないー!!」


「…俺もまくら投げしてない。」


十四松に続いて一松もぶっきらぼうに、だけどもどこか残念そうに呟いた。

昔からこの三人は仲がいいなぁ。



「まあまあ、Aだって飛行機とか乗ってきて疲れてたんだから寝かせてあげよう?遊ぶなら明日。」


隣で寝る準備をしていたチョロ松はそう言っているが、内心はいろいろと話したいこととかもあったのだろう、すこし不満そうな顔をしていた。


「フッ……俺は別に構わないぜ、なんてったってこれから毎日会えるのだから…。」


「それにしてもA兄さんの寝顔ってかわいいね。幸せそうな顔してる」


「えっ…」


トド松は相変わらずカラ松のことを無視するの得意だなぁ。

カラ松も一回叱りつければいいのに。


「まーまー。今日はそろそろ寝ようぜ?明日Aと遊ぼう!!」


なんだかんだ、俺たちはAのことが大好きらしい。

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くもの巣 - テンション高尾wwwwすばらしいwwww (2016年3月11日 20時) (レス) id: b8ecd8eab1 (このIDを非表示/違反報告)
松竹梅 - とても面白いです!!更新更新頑張ってください!応援してます!!! (2015年12月28日 13時) (レス) id: 2e028300d7 (このIDを非表示/違反報告)
四里緋。(プロフ) - エンドさん» そうだったんですか!そうとは知らず載せてしまいました!!教えてくださりありがとうございます、消しておきますね!! (2015年11月25日 7時) (レス) id: cdc15d1d82 (このIDを非表示/違反報告)
エンド - Twitterのアカウントの載せるのは違反ですよ (2015年11月25日 0時) (レス) id: db4e39ba66 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:竹ノ狐。 | 作成日時:2015年11月17日 21時

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