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異常愛13 ページ15

貴女side


ガララ



『し…失礼しま〜す…』


私は理科室のドアをそっと開けた。



奥には椅子に座って窓の外を見つめている悠くんがいた。



「あ、A」


悠くんは私に気づくと軽く手をふる。


私は慌てて悠くんの近くまで行く。



『悠くん、来たよ?』



私がそういうと悠くんが私の頭を撫でだした。


「ちゃんと一人で来たんだ。
いい子だね」



褒めてもらったのかな?



『わ、私、いい子…?』


「うん。すっごくいい子」



優しく微笑む悠くん。



嬉しい……



小さい頃はよく「悪い子」って言われてたから褒められるのは本当に嬉しい。


「あ。で、本題なんだけどね」


『あ!そうだ!な、何?』







「俺と……付き合って…A」




………………へ??




『え!?今なんて……!!!!』



よく状況が理解できない。



「だから、俺と付き合お?ダメ…?」



上目使いで私を見る悠くん。
(椅子に座ってるので上目使い可能)



『へ/////で、でも…私お付き合いとかしたこと無いし……わっ!!』



私がモジモジしていると、いきなり腕を引っ張られる。


そのまま悠くんの細い腕の中へ。



「俺、Aが好きなの。
Aが好きで好きでたまらない…」


『ぇ…悠くん…////////』




誰かにそんなに愛を囁かれたのは初めてだった。

どうしよう………胸がドキドキいってる……



『わ、私でいいの…?』


「Aがいい」


『私…恋愛とかしたこと無いよ…』


「そんなの俺もだよ」



でも、不安なの



『も…もしかしたら悠くんは途中で私を捨てるかもしれない…』


私はポロポロ出てくる涙を拭おうとするが悠くんが抱き締める力を強くしたため腕が抜けない。



「そんなことするわけないでしょ…?俺はAがいれば何もいらないんだから」



こんなに幸せでいいのだろうか。




悠くんが私の肩を掴み、少し自分から離す。



「で?俺はこんなにAが好きなのにAは応えてくれないの?」


すこし頬を膨らます悠くん。

子供っぽくて可愛らしい。




『え、えと、お願いします!』


私が返事をした瞬間、


がばっ



『きゃ!』


「やった…!!」


またしても抱き締められる。


「ずっと一緒にいようね」

『うん!』





この時告白に応えてなければこんなことにはならなかったのかも。

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あるぴな - あなた様の作品ドストライクです!表現の仕方とか、話の流れとかとっても素敵です!続き楽しみにしてますー!(強欲) (2021年7月20日 0時) (レス) id: 6727ea1206 (このIDを非表示/違反報告)
- 90aaf8f613死ねさん» いくらその人が暴言吐いてたとしても貴女もだいぶ酷い事言ってますよね (2018年7月19日 19時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
白雪あいるん(プロフ) - 米子さん» 価値観は人それぞれでしょうがイチャイチャを見せびらかす人は苦手ですね… (2018年6月25日 18時) (レス) id: d6bcb91be2 (このIDを非表示/違反報告)
米子(プロフ) - 二次のイチャイチャは見られるけど、三次は醜いです (2018年6月25日 18時) (レス) id: fa2781bdc8 (このIDを非表示/違反報告)
白雪あいるん(プロフ) - 米子さん» 分かります笑私もリアルでヤンデレというとんん…ってなるかもです笑 (2018年6月25日 18時) (レス) id: d6bcb91be2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白雪あいるん x他1人 | 作成日時:2018年1月28日 23時

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