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異常愛1 ページ1

貴女side



ガタッ


椅子から立ち上がり、机に思いっきり手をついた。


『えぇ!今日転校生くるの!?』




その私の大声で、クラスの視線が此方に注目する。


だが、そんなこと気にしていない。

私は初めての“転校生”という言葉に胸をワクワクさせていた。


「っそ。朝、職員室で話聞いちゃったからAに一番に伝えにきたの」


『そうなんだー!雫ありがと〜!大好きっ!』



雫に抱き付くと、雫は頭を優しく撫でてくれる。



「も〜A可愛すぎ。あたしも大好きだよ〜」


雫といつものようにいちゃつく。


皆は「転校生?」「え、どゆこと!?」
と、声をあげている。



二人でギューっと抱き付いていると、いきなりベリっと剥がされた。



『わっ!』


「きゃっ、……ちょ!駿…お前!」


雫が睨んだ先を見る。

そこには私の生まれた時からの幼馴染みの駿が立っていた。


『あ、駿おはよ〜♪』

「おはよ〜じゃねぇよ。朝から何してんだお前ら」



あり。怒られてる?


『え、えと、何で怒ってんの…???』



私が不安になったのが分かったのか、駿はゴホンと咳払いをし、「違う違う」
と優しく教えてくれる。


「転校生って聞こえたけど何だよその話」


『あ!あのね!今日転校生がくるらしの!その話をいま雫としてて「ちょっと〜駿。Aと話してるのあたしなんだから邪魔しないでよねー」


「は!?邪魔ってなんだよ!」


「無理やり話に入ってくんなって言ってんのー。
嫉妬しないでくれますぅー?」


「はぁ!?嫉妬とかじゃねぇよ!!///」


「うわー顔真っ赤!」


「だからちげぇって言ってんだろ!!!!」


「はぁ、せっかく可愛いAと密着してたのに。横取りとかないわー」


「お前しつこいぞ!!!」




何かあっちで喧嘩しだした…


あの二人は昔からそうなんだよね。


ほんと変わらないな〜



そんなことを考えていると先生が教室に入って来た。

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あるぴな - あなた様の作品ドストライクです!表現の仕方とか、話の流れとかとっても素敵です!続き楽しみにしてますー!(強欲) (2021年7月20日 0時) (レス) id: 6727ea1206 (このIDを非表示/違反報告)
- 90aaf8f613死ねさん» いくらその人が暴言吐いてたとしても貴女もだいぶ酷い事言ってますよね (2018年7月19日 19時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
白雪あいるん(プロフ) - 米子さん» 価値観は人それぞれでしょうがイチャイチャを見せびらかす人は苦手ですね… (2018年6月25日 18時) (レス) id: d6bcb91be2 (このIDを非表示/違反報告)
米子(プロフ) - 二次のイチャイチャは見られるけど、三次は醜いです (2018年6月25日 18時) (レス) id: fa2781bdc8 (このIDを非表示/違反報告)
白雪あいるん(プロフ) - 米子さん» 分かります笑私もリアルでヤンデレというとんん…ってなるかもです笑 (2018年6月25日 18時) (レス) id: d6bcb91be2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白雪あいるん x他1人 | 作成日時:2018年1月28日 23時

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