年の差恋愛禁止法 【ブルーロック】

ちびっこ(?)39 ページ47

今日は久々の学校です。

私の通う中学校では、1年生が職場体験をするのですが、その体験期間が非常に長く、1ヶ月もあります。

ですが、1ヶ月のなかで数回学校に戻り、授業を受けます。めんどくさいですね。誰か代わりに行きませんか？


「あれ、Aちゃんじゃん」

「懐かしいな」

『あ！！絵心先輩とノア先輩じゃないですか！』

絵「どっか転校したもんだと思ってたわ」

『勝手に転校させないで下さい』

ノ「俺らが1年の頃も職場体験しただろ。忘れたのか？」

絵「あんなもんテキトーにやって流してたっつの」


紹介しようこの2人はサッカー部の3年、副部長の絵心甚八先輩と、部長のノエル・ノア先輩である。

サッカーがクソ上手い。感動レベル。

言ってなかったが私はサッカー部のマネージャー。

ノア先輩はドイツ人なので前まではパソコンとかで翻訳したり、絵心先輩に翻訳してもらってたが、この前導入された翻訳機イヤホンによって会話が非常にスムーズになった。

ノア先輩とたくさん話せてとても幸せです。


絵「Aちゃんはどこの職場体験してんの？」

『保育園でーす』

絵「うっわ、ガキ好き？俺苦手」

『苦手っていうより嫌いでしょ。先輩は』

絵「見た目で判断してんの？事実だけど」

ノ「子供相手だと大変そうだな」

『そうですね…全世界の母親を一番尊敬できる場所ですよ…』

ノ「お前もいずれ母親になる日が来るだろう」

『まだ先の話ですってばぁ〜てーれーるぅ』

絵「どこにも照れる要素なかっただろ」

ノ「頑張れよ」

『頑張りまぁす！絵心先輩は黙っててくださいね』

絵「Aちゃんが黙りゃ良い話だね」

『それはそうと、2人はどこに職場体験しに行ったんですか？』

「「小学校」」

『あら意外。因みにどうして？』

絵「ワンチャンサッカー出来ると思った」

ノ「絵心について行った」

『理由がマトモじゃなくて安心しました』

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