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4* 俺のやし。 【紫】リク* ページ4

荒れた家内。

開いたままの玄関の扉。

何処からか隙間風がひゅーっと吹き、机の上の書類をバサバサと床に落とした。


「ッ、な、ぇ、」


Aどこだ、この時間ならもう帰ってるやろ、


「あ、え、A〜、?」


まあ、当然返事なんてなく。飼っている兎のらびまるだけがこちらを焦った目で見ているだけだった。


「らびまるっ、A知っとる、?」


近寄り、しゃがんで話しかける。
ふわふわとした丸い手で、必死に窓の外を指差す。窓が割れてた、気づかなかった。

舌打ちを打って扉の外に飛び出した。

攫われた?ふざけんな。






「ッ大人しくしろよっ、」


少し走ったところでAの腕を掴んでる男二人。
あいつらか。なんや弱そうやな。


「おい。」


今まで人に対して出したことのないような、地を這うような低い声で。


『ぅあ、しょう、ッ、』


涙を堪えこちらを見るA。


「離せや。泣いとるやろ。」


俺が近づくと、たじろぐ男共。
ビビるんなら最初っからんなことすんなや。


男どもの力が抜けたところで、近づいてAを引き寄せる。

乱れたホワイトピンクの髪を、整えるように撫でて、ぎゅっと抱きしめた。
小刻みに震えるAを自分の胸元に埋めて。


「俺のやから。」


そう言い睨みつけると、少し睨み返し去っていく二人。



「部屋、一緒に片付けよか。何があったん?」


Aが帰ってきたところで、玄関の扉が開いていて、おかしいなと思ったところあの男二人が家から出てきたという。おそらくは空き巣。


『しょうの機材狙ってたみたいで、えと、、』


許せなくて家を出てきたタイミングで声をかけてしまったという。
そして見つかり焦った二人に連れて行かれそうになったそうだ。


俺の機材なんてどうでもいいのに。


「、、ごめんなぁ、もうちょい早く帰ってくればよかったなぁ、」




警察に電話すればあんな奴らすぐに捕まるやろ。



よし。有る事無い事全部話したろ。










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るりさんリクエストありがとうございます!!

5* 落ち着く。【赤】リク*→←3* 君は俺を取る?【桃】



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ゆい - *祐霧*さん» 返信遅くなって申し訳ありません、、、全然遅れて大丈夫です!!ありがとうございます!!! (2022年11月16日 20時) (レス) id: 0c1f53aba3 (このIDを非表示/違反報告)
奈緒 - *祐霧*さん» ありがと〜 (2022年11月14日 19時) (レス) id: 57f06ddef8 (このIDを非表示/違反報告)
*祐霧*(プロフ) - ゆいさん» 了解です!少々更新遅れるかもしれませんがご了承ください、、! (2022年11月14日 19時) (レス) id: 2e501a64fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 初コメ、リクエスト失礼します!夢主が女の子の日になって桃くんが看病する、みたいなお話がみたいです!!! (2022年11月14日 19時) (レス) id: 0c1f53aba3 (このIDを非表示/違反報告)
*祐霧*(プロフ) - るり(もしよかったら小説見てください)さん» 大丈夫です!めっちゃ理解しました!←  書かせていただきますね! (2022年11月14日 0時) (レス) id: 2e501a64fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*祐霧(ゆむ)* | 作者ホームページ:なし。  
作成日時:2022年7月28日 21時

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