一週間シェアハウス0 ページ1
私、今日から一人暮らしをしようと思ってたんです。
夏休みに入る直前に父も母も亡くなったし、親戚の叔母さんはアパートの大家さんをしてて、引き取って来れたけど…これを期に一人暮らしをしようと思ってたんです。
でも、部屋に荷物を持って入ったら男の子が居たんですよ。
オレンジ色の髪に夕焼けの様な優しい目、そして小さそうで大きな背中
同じ学校の同じ学年、バレー部の有名な変人コンビの片割れである
日向 翔陽くんが、私の住む予定の部屋に居たんです。
「「え」」
「どうして日向くんがいるの!?」
「え、確か…月島と同じクラスの海花さん!?何で!?」
出会い頭にお互いパニックになってる間に、大家さんである叔母さんは、日向くんがいる理由を教えて来れました。
どうやら、日向くんのお母さんが夏ちゃんを連れて帰省するそうで、部活がほぼ毎日あるから、行かずに一週間だけお部屋を借りる事にしたそうで
幼馴染だった叔母に一週間だけお願いをしたのだけど、日向くんのいる部屋を急遽私が住む事となった為、慌てていて忘れていたらしい。
だから、ごめんねと謝られても仕方がないよねと思いながらも考えて居たら、叔母さんが口を開いて、こう提案をして来たのです。
「一週間だけ、日向くんとAちゃんでシェアハウスしてくれないかな?」
これがきっかけで、私と日向くんの一週間シェアハウスが始まったのです。
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